乃木坂46 33rdアンダーライブ祝花 松尾美佑に向けて
祝花はいわば一枚絵のようなものかもしれない。
もっとも、アートからは程遠いものですが、言葉より全く伝わらなくとも、祝花は立派なコミュニケーションの1つだと私は考えています。(といいつつ、言葉もしっかり盛り込んでいるのですが。)
さまざまな想いや意味を込めて作りました。
色々、読み取って欲しい気持ちはありますが、ぱっと見よくわからないものかもしれません(し、所詮ヲタクが作ったものを誰もちゃんと見ない)。
そこで初めての試みですが、今回わたしがどういう想いを込めて、このデザインにしたのか、企画書をベースに公開してみます。公開した上で、なんだそんなものかと思われる十字架を背負いながら笑興味ある方は、ぜひ読み進めていただければと思います。
祝花
2階の通路、(たしか)E1扉の前あたりにありますので、お時間ある方は是非見ていただければと思います!
企画書
初めてアンダーライブでセンターに立った29thからの流れをベースに、33rdアンダー楽曲「踏んでしまった」の要素もしっかりと取り入れつつ、それをさりげなく紛れ込ませることを意識し、全体のバランスとしての美しさを追求しました。
みなさんの目には、松尾美佑のパフォーマンスはどう映っていますでしょうか。
私にとっては、最高のパフォーマンスをすることもあれば、当然うまくいっていないようなときもあるというのが正直なところです。
誰しも、自信のある無しは出来に直結すると思っています。
これまでの彼女のパフォーマンスも同じで、スキルはもちろん十分あるにもかかわらず、どこか不安そうな時、良いパフォーマンスを発揮できないことがあると私には見えています。
だからこそ松尾が本来の力を発揮すべく、どういうものを贈れば、彼女の不安を消し去り、後押しすることができるか。
そんな想いを1番大切に、本祝花を考えました。
星空に浮かぶオーロラ
松尾美佑の加入、そして活躍。それによって乃木坂46に与えた変化と見せつけた存在感。
それをオーロラの発生原理と捉え、パネルの背景に採用した。揺れ動くオーロラのカーテンは、まるで踊っているように見えるだろう。
松尾美佑が初めてアンダーライブでセンターに立った29th
そこから31stまでにセンターとして披露した各楽曲のシルエットで表現する。
33rdはオリジナルで松尾美佑がセンター、色付きで描く。
29thから33rdにかけて、色んな角度からデザインを考えました。
実際の祝花では、お花部分が少し背景と同化してしまっているのでわかりにくいかもしれませんが、月と太陽をお花で表現しています。
松尾美佑が好きなSLUM DUNKの名言からの引用
海南vs湘北戦で流川が発した名言
※原作に忠実に。実際の祝花にはビックリマークを2つ付けた
足型は実際にわたしが足の裏にインクを塗ってつけました。
リアル感を出したくて、、、
(結局誰も気づいてくれない無駄な努力)
実際のデザインは、キービジュアルのインクが飛び散る感じをしっかりと表現。
「そして、」という言葉を入れたのがこだわりポイント。
謝辞
本祝花制作にあたって一緒に出していただいた、おもちさんには大変感謝しております。おもちさんがいなければ、今回の祝花は制作できませんでした。
上に貼った企画書は、ほぼ完成版に近い状態ですが、原案はもっと陳腐なものでした。そんな原案をおもちさんが10にも100にもしてくれました。色々デザイン考えていただいたり、実際に作っていただきました。本当におもちさんはすごいです!
私自身初めて複数人で出すということもあって、たくさんのご迷惑や面倒をおかけしましたが、初期から松尾美佑を応援してきたもの同士で出すことができて嬉しいです。
本当にありがとうございました。
そして、シルエットイラストを描いていただいたよしさん、花部分を作成いただいたお花屋さん、ありがとうございました。
また、そのほかにもシルエットにする印象的なポーズをアドバイスいただいたり、ULセンター担当楽曲の第三者チェックにご協力してくださった方にも大変感謝しております。
みなさまのおかげで今回完成することができました。ありがとうございました。