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NFTのマーケティング活用事例とMintMonsterの導入事例の紹介

今回の記事では、MintMonster(ミントモンスター)についてより深く知ってもらうために、NFTの活用事例や、実際にMintMonsterを活用することで実現が可能な施策の例をいくつか紹介します。

MintMonsterとは

MintMonsterは、企業様向けのNFT配布および活用、効果測定を可能にするプラットフォームです。

ただ配布をするだけではなく、データの活用や特典の紐付けなど様々な機能が付随しているほか、税務上の問題で暗号資産の保有が難しい企業様でも利用できる設計であるため、幅広く多くのご要望に対応することができます。

MintMonsterについては、こちらの記事に詳しく載っているので、ぜひ読んでみてください。

ユースケースに基づいた活用事例

ここからは、実際に存在したNFTのマーケティング施策としてのユースケースや活用事例を紹介していきます。ここで紹介しているNFTの機能や特典は、MintMonsterでも同様の施策を作り出すことができます。

ルミネエスト新宿 クーポン付きNFT配布

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000179.000013629.html

2024年1月にルミネエスト新宿で行われたNFTに関する施策で、イベント会場に設置されたQRコードを読み込むと限定のNFTを獲得できるというものです。

またこのNFTは一人につき一度だけ使用できるクーポンとなっており、レジにて提示することによって割引を得られるといった仕組みになっています。

JR西日本 駅スタンプラリー

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000829.000095753.html

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000881.000095753.html

JR西日本は、2023年の11月から2024年3月まで、大阪環状線のいくつかの駅にQRコードを設置しており、これらをスマホ等で読み取ることでNFTが獲得できる、という施策を行っていました。

スタンプラリーの数は2024年の冬に最多で20駅(種類)となり、これらをすべてコンプリートすると限定特典としてオリジナルアクリルスタンドやクリアファイルなどが引き換えられる引換券NFTが獲得できたようです。

この施策は2025年の万博に向けた「EXPO2025 デジタルウォレット」を利用した施策となっており、また鉄道にはコアなファンも多いことから、スタンプラリーを通した限定アイテムの付与はファン層に向けて大きな効果を生み出します。

武蔵野大学 NFTで学習成果証明を発行

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000195.000067788.html

企業の採用活動において、基本的な記憶力や計算力といった指標よりも通常伝わりにくいとされている非認知能力(ディスカッション、プレゼンテーション、分析能力など)について、武蔵野大学はこれを質的、量的両方の観点から評価するシステムを開発し、これを使用したプログラムへの参加証明として参加者にNFTを配布しました。

この仕組みは学校内だけではなく、企業がインターンシップ参加学生等に本証明を発行することで、学生は就職活動時に自身の非認知能力を企業や団体に証明することが可能になります。データに唯一性のあるNFTを利用することで、客観的にも証明が可能です。

MintMonsterの活用事例

このようにクーポン、スタンプラリー、証明書等NFTにはさまざまなユースケースがあり、さまざまな施策が存在しますが、MintMonsterでも同じような施策を行うことができます。実際の採用事例や活用事例を一部、紹介します。

三重県明和町竹神社 クーポン付き御朱印NFT

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000119399.html

三重県明和町に位置する竹神社にて、2024年1月から12月まで、神社を参拝した際にQRコードを読み取って受け取れるNFT「e御朱印」が頒布されています。

e御朱印は全部で十二種類存在し、月毎に御朱印のデザインが切りかわります。定期的な参拝と同時にコレクションできるとともに、スタンプラリーの機能も持っており、複数種類集めると地域の店舗で使用できる特別なクーポンや、限定のカレンダーなどのプレゼントを受け取ることもできます。

こちらは弊社が開発支援パートナーとして参画した施策です。また御朱印のNFTのデザインは株式会社博報堂、株式会社博報堂キースリーが、明和町の店舗で使えるクーポン設計は、明和町の観光地域づくりを推進する一般社団法人明和観光商社が行いました。

博報堂キースリー 社内向けweb3・NFTの理解促進のためのプラットフォーム「KEY7 プロジェクト」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000119399.html

「KEY7 プロジェクト」とは、web3やNFTの理解促進・提案支援を目的として、博報堂キースリーが企画・運営するプログラムです。NFTなどの認知向上を目的として、一部の博報堂グループ社員へ、web3やNFTに関連するデモ体験や勉強会を提供する施策なのですが、こちらのプロジェクトに、MintMonsterが活用されています。

プロジェクトには社内勉強会への参加やアンケートの回答など、さまざまなミッションがあり、これを達成するとSBTを受け取ることができます。

集めたSBTの数に応じて、社内イベントや特別プログラムへの参加権などの特典と交換できるようになっています。

電気通信大学 講義の履修証明やコンテスト参加証明をNFTで配布

2024年9月に電気通信大学で行われた「ベンチャービジネス概論」の授業と、同学内で行われたイベント「U☆PoC〜UECアイディア実証コンテスト〜」への履修証明・参加証明NFTの発行と付与のために、MintMonsterの技術を利用したNFT付与サービスを構築、提供しました。

大学で行われた講義の履修証明やコンテストの参加証明としてNFTを発行、付与することで、その記録を対外的に証明し、またコストをかけず記録を永続的に残すことができます。

ご相談する中で、ただwebサイトを構築するだけに留まらず、学生がベンチャービジネスの授業であったり、技術コンテスト参加を証明するNFT付与のできるサイトとして、企画、設計、構築までお受け頂けました。

このサイトを活用し、本学の学生に、ベンチャーについて興味を持って頂くと同時に、ブロックチェーン技術やNFTなど、実際に利用しつつ、活用して頂ければと考えており、素晴らしいサイトを構築して下さったクリプトリエ様に御礼申し上げます。

電気通信大学 産学官連携センター特任准教授 高木克人先生のコメントより抜粋

NFTで証明書を付与することで、学生たちの在学時の学びや活動実績をブロックチェーン技術を用いて卒業後も永続的に保証し、学生のキャリア形成を中長期的に支援することが可能になります。

まとめ

このように、NFTはさまざまな場面でマーケティング施策や永続性を活かしたファン向けグッズや特典、参加証明として利用されており、これ意外にもさまざまな活用方法が存在します。

また、MintMonasterを使用することで、最初に紹介したような事例と同様の取り組みや、それらを組み合わせて同時に行うことも可能です。

本記事を通して、 NFTの活用方法や、MintMonsterの活用例を知っていただけたなら幸いです。

おまけ:MintMonsterの今後の展望とアップデート予定

MintMonsterでは、現在も逐次アップデートによって新たな機能を追加し続けています。

ここまで見てくださった方のために、今後のアップデート予定と実装予定の機能について少しだけ紹介します。

今後のアップデート内容

  • 購入ミッションの導入:MintMonster上でNFTの購入が可能になります。

  • お知らせ機能 :管理画面から全ユーザーに対するお知らせを登録すると、ユーザーのお知らせ画面にお知らせが表示されます。

  • 数量限定ミッション :先着100人限定のように、ミッション達成者数に上限を設けることが可能になります。

  • 特典利用回数の設定 :特典利用回数の上限を設定できるようになります。

MintMonsterはこれからもさまざまな機能を追加し、よりマーケティングツールとして使いやすく、多種多様な施策をweb3の力で加速させていきます。

もしMintMonsterに興味を持ってくれた方は、以下の公式サイトや、紹介記事もぜひみてみてください!

https://mint-monster.io/


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