なぜビーチバレーボールを選んだのか
書きたいことは色々思い浮かぶのに、いざ言葉にして伝えるとなると何を書いていいか分からなくなっています。
早速、迷子になっているビーチバレーボール研究所の仲矢です。
最近、朝晩が涼しくなってきて秋を感じるようになってきましたね。
日中はまだまだ暑いですが、今年は夏短くないですか?昨年は8月中は連日猛暑日が続いて大変だったと記憶しているので、少し寂しい気もします。
オリンピックが終わりビーチバレーボールは8月末から国内大会が開催されていく予定です。
コロナ禍なので大会開催が中止されたり延期されたりする可能性は常にありますし、開催されても無観客ということもあるので通常通り開催となるにはまだまだ時間はかかりそうです。
ファンの皆様にはLIVE配信されるようなのでそちらから応援していただけたらと思います。
早く会場でみんなと一緒に盛り上がれる時が来ることを願っています。
さて今回の本題は迷いに迷った末、『なぜビーチバレーボールを選んだのか』について書きたいと思います。
結論から言ってしまうと、『全てのスキルが必要で全てのスキルをプレーすることができる』です。
自己紹介でも書いたように、漫画『スラムダンク』の影響を受け中学生になったらバスケ部に入ると意気込んでいた仲矢少年ですが、中学にバスケ部はなくバレー部の顧問の巧みな話術により面白そうだなとバレーボールをスタートしました。
その後もバスケットボールへの愛は変わらずありましたが、高校、大学とバレーボールを続けることになります。
余談ですが、マイケル・ジョーダンは今でも神です。
バレーボール時代はレフトやセンターでプレーすることが多かったです。
今はアウトサイドヒッター(OH)、ミドルブロッカー(MB)と言うのですね!驚きです。笑
そして僕の中学、高校時代にはリベロはまだなかったこととラリーポイント制ではなくサイドアウト制でした!
高校3年生時にはOHでプレーしていて、大学2年時に試合に出る為にMBに転向しました。
母校の大学には優秀なOHが多かったので、先輩の助言もありMBの練習をスタートしました。
結果、レギュラーに入ることができ試合にも出れたし良い経験をすることもできました。
が、不満もあったわけです。笑
大学時代にはリベロはあったのでMBは後衛ではリベロと代わります。
なので前衛でのみ仕事をします。
主にブロックとクイックですね。
それが物足りなくなっていってしまいました。
理由は単純でバレーボールだからパスもトスもしたい!それだけです。
やりたければレギュラーポジションを捨てOHに再度転向してレギュラー争いをすればいいわけですが、試合に出ることと天秤にかけた時に試合に出ることを選びました。
勿論、MBでも争いはありましたが。
パスも、トスもしたい思いが募ったまま大学を卒業し、しばらくしてからビーチバレーボールを始めました。
元々ビーチバレーボールに興味はあったのでプレーしていて楽しかったんですが、何が楽しかったかって言うと全てのスキルを、プレーができることが楽しかった!
逆に言えば全部できないとビーチバレーボールにならない。
開放的なビーチで、自分の着たいものを着て、好きなサングラスをつけて、DJがいて音楽が流れている会場で、距離の近いファンと一緒に盛り上がる!この空間のファンとの共有などがビーチバレーボールの魅力としてよく語られます。
が、自分の中でのビーチバレーボールの魅力は全てのスキルが必要で全てのスキルをプレーすることができること!です。
勿論、ビーチバレーボールでも身長やプレースタイルによってはブロッカー、レシーバーとポジションが決まることもありますが、レセプションからの攻撃では全部できないといけません。
個人的にはそこが面白いんです!
ビーチバレーボールの魅力には諸説あります。笑
バレーボールではトップカテゴリーになればなるほどスペシャリストが求められる傾向にあると思っています。
なんでもできるよりは技術、身体能力において何か特出して上手い、武器がないと生き残れるなくなる。
トスがめちゃ上手い、レシーブがめちゃ拾う、身長が高い、スパイクすごい!などなど。
自分に当てはめるとバレーボールで求められるスペシャリストになる為の能力は無かったなと思っています。
ジャンプはできる方だったとは思いますが、すごいスパイクが打てたわけではないし、レセプションは後輩の方が上手かったし。
特出した武器がなかったから、全ての技術で平均点以上を叩き出せば戦えるのもビーチバレーボールを選んだ理由になるかなとも思います。
世界レベルになるとその平均点がめちゃくちゃ高くなるんでどこまでいっても素質が大事なことに変わりはありませんが。
ビーチバレーボールを始めることで新たな自分を見つけることができます。
得意なプレー、苦手なプレー全てのプレーに取り組むことで、自分でも気づかなかった得意なプレーが発見できるかもしれません。
自分の場合は意外とトス上手いなぁでした。
勿論、自己採点ですが。笑
でもこれは、バレーボールだけでは気づかなかったことだと思っています。
ある時はリベロのように華麗にディグをあげ、ある時はセッターのように美しくトスをあげ、またある時はOPのように激しくスパイクを打つ。
全てのプレーを堪能することができます。
皆さんも新たな自分探しにビーチバレーボールいかがでしょうか?
ビーチバレーボールどうしたらいいの?分からないという方がいましたら仲矢までご用命下さい!
ビーチバレーボール研究所の第2回、最後まで読んでいただきありがとうございます。