注文を待つだけの受け身からの脱却
製造業でのマーケティング
最近、製造業の会社のマーケティング事例を研究しています。
これまで、製造業の会社からのコンサルティングの経験はありましたが、いずれも、本業の製造業を伸ばしていきたいという依頼ではなく、新しい事業に取り組みしたいという依頼ばかりでした。
製造業の場合の集客は、大体、昔から決まった先の大手や中堅メーカーから依頼がほとんどでしょう。
なので、新規開拓していくという必要性があまりなかったのです。
しかし、世の中の変化や市場構造は常に変化します。
既存顧客に依存していると・・・
例えば、技術者の高齢化で、後継者がいない問題、
海外に仕事が奪われ、受注が減っている問題、
そして、昔からの固定顧客に依存していたので、
受注が減ると、もろに経営危機になる状況などなど。
常に受注があり、安定した経営ができていた頃は目の前の仕事に集中すればよかったのですが、そういうわけにはいかなくなってきている例も多いと思います。
マーケティング視点を持つ
そこで、これからは、今までは必要ではなかったマーケティング視点を持つことがとても重要です。
例えば、新しい販路を開拓するためには、どうしたらいいのか?
今まで、営業したことがないのに、どうしたら、新たな注文を獲得できるのか?
それらの答えはマーケティングにあるのです。
営業といえば、手当たり次第に1件ずつ飛び込み営業をするというイメージがあると思いますが、それは40年前には有効でしたが、現在は時間とお金と体力の無駄でしかありません。
であれば、どうすればいいのか?
展示会にブースを出すのも方法と一つですが、現在の主流はネットです。
まずは、きれいな自社サイトを作成しましょう。
そこに、自社の強みやこだわりを熱く語りましょう。
そして、訪問してくれた方には何かのメリットを出せるようにしましょう。
例えば、無料のカタログなどでもいいでしょう。
そして、カタログを請求してくれた見込み客は見込み客としてデータベースに蓄積していきます。
そして、見込み客に対して、フォローの計画を立てるのです。
最初にサンキューメールを発送して、
次にお客様が気になっているであろう情報のメールなどを次々と配信していくのです。
メールだけでは、訴求力が弱いので、リアル媒体であるDMも発送します。
このようなメディアミックス戦略で顧客の関心を高めます。
顧客にはあなたの会社の記憶が強く止まるでしょう。
顧客フォローを繰り返すことで・・・
そして、接触を繰り返すことで信頼度も増します。
このように、関係性を築く下準備をしていくと、自ずと新しい受注が発生します。
これまでは注文を待つだけの受け身だったのが、積極的にあなたの会社をアピールしていくことで、新たな販路開拓ができ新規顧客を獲得できるのです。
先日、難波に行き友人に会ってきました。
体調が良くなかったのですが、思い切って会いに行ってよかったです。
【自己紹介】
中小企業のための関係性マーケティングのコンサルティングをしています。
*関係性マーケティングDXスタートプラン始めました。
【スタートプランとは?】
顧客データベースがない、もしくはマーケティングのためのデータが構築されていない場合でも、弊社でマーケティングデータベースを構築します。しかも、費用負担ゼロです。
私の完全サポートで無理なく関係性マーケティングDXが導入できるスタートプランです。
まずは、無料でご相談ください。無理にコンサルは勧めませんので、興味のある方、相談されたい方はぜひ。
顧客とWIN-WINの良き関係性を築き、一緒に顧客生涯価値を高めましょう。
無料相談は下記よりお願いします
関係性マーケティングの詳細は下記まで。
拙著「行列顧客ができる、利益を生み出す統計学マーケティング」がKindle版となり新たに発売しました。
よろしくお願いします。
No861