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現役マーケティングコンサルタントのつぶやき_一つ買えば、一つ無料

古典的なマーケティング施策の「一つ買えば、一つ無料」について考える

よくあるマーケティング施策で、「一つ買えば、一つ無料」というのがあります。

これは、古典的な施策で、今でもよく使われています。
通販でも常套手段ですね。

Buy one, get one freeの頭文字を取って、BOGOF(ボゴフ)とも言われています。

先日、出先で少し時間が合ったので、車の中で、ワンセグでテレビを見ていました。

通販のCMで、「この素晴らしい商品を3980円でご提供です。」
「少し安くしてください。」
「もう一つ追加します。ふたつで価格はそのまま3980円です。」
「えー!ということは、一つ2000円以下ですね。とってもお得!」

詳しい内容は覚えていないのですが、骨子はこのような感じです。

私のコンサル先の通販の定期購入商品で、「最初の1回目は半額にします。その代わり3回は続けてください。」3回しばりという売り方をしていた時期もありました。

内容は違いますが、趣旨はほぼ同じです。

半額で売って利益を減らしても・・・

つまり、元々半額で売ってもいいと思っていますが、
利益が減っても、得られる金額は多い方がいい。
という考えです。

だから、売上金額を減らすより、利益を減らす方を選択した方が、キャッシュフローとしては良いという考えです。

これは、経営としては間違っていない考えです。

しかし、ロイヤルカスタマーを増やしていく、
関係性マーケティングの戦略とは合致していません。

半額での販売は、顧客との関係性を築くことにはならない?

関係性マーケティングは顧客とのWIN-WINとなることを目指し、末長く顧客と良い関係を続けていき、長い目で発展していこうという考えです。

なので、最初は利益も売上も少ないかも分からないが、
顧客と寄り添うことで、リピートを増やしながら、
利益も売上も徐々に増やしていくのです。

最初は小さい雪だるまでも、転がし続ければ、
徐々に大きな雪だるまになるように。

キャッシュフローが良ければ、顧客のことは無視していいいという乱暴な経営は長い目で見た場合、マイナスになるのです。

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