マーケティングコンサルタントの今日のつぶやき_あなたは急速に顧客の記憶から消える
顧客フォローの内容とタイミングはどうするか?
関係性マーケティングでは顧客フォローが最重要といつも言っております。
私がコンサルティングしているある会社では、外部のマーケティング会社を使って、テスト的にある集客の施策を行う予定です。
先日、そのマーケティング会社の方と打ち合わせをいたしました。
WEBで見込み客を集めて、フォローメールを何度が送り、
そこで顧客となっていただく流れの施策の説明をうかがいました。
特に目新しいことがない、普通の施策でした。
しかし、私が気になったのは、フォローメールの内容と、送るタイミング、そしてフォローメールの回数です。
私はいつもコンサルティングで言っているのですが、
顧客データ(氏名やメールアドレス、住所等の基本情報)を得ることは、すなわち資産を得たことになるのです。
その資産は活用しないと、何の意味もありません。
しかも、その資産を得るには、それなりのコストもかかります。
活用の仕方次第では、大きな金額を生むこともあります。
なので、活用方法は千恵を絞りに絞らないといけません。
ステップメールの送信間隔はどうすべきか?
私は、その施策を見て「フォローメールの間隔が空き過ぎているのでは?」
との質問に、マーケティング会社の方は
「あまり間隔を詰めすぎると、うっとうしいと思われます。」
とのことでした。
私も自分自身で作成したメールは自分に送っています。
ステップメール(一定の間隔をおいてメールを発送する仕組み)を設定して、自分に送って、自分自身の間隔で「どう感じるのか?」を把握するためです。
そうすると、ステップメールを作成している段階では、「メールとメールの間が短いのでは?」と思いながらも、ある程度、間隔を詰めて設定しました。
お客様はいつまでもあなたのことを気にかけていない
そして、自分に送ってみると、
1通目のフォローメールが来て、2通目のフォローメールがくるのですが、2通目のメールは忘れた頃に届いたのです。
私は当事者なので、そのメールの内容は分かっているし、どこから送られたものかも分かっています。
しかし、お客様にとっては、どう感じるだろう?
そのような疑問を持ちました。
忘れた頃に届くので、「これは、どこから来たメールなんだろう?」
と思うのではないでしょうか?
そう思うのではあれば、忘れる前に届ける必要があります。
あまり気にかけていない事柄は、急速に記憶から消え去ります。
「うっとうしい」と思うのは、販売者のおごりです。
あなたが思うほど、お客様はあなたのことを気にかけていない。
そのように肝に銘じながらフォローすることが肝心です。
暑い日が続きますがお体ご自愛いただき、本日も良い一日を!
(自己紹介)
CRMを中小企業にも無理なく、導入、運用でき、かつ効果的な「関係性マーケティングDX」のコンサルティングをしています
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