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現役マーケティングコンサルタントのつぶやき_良い商品はリピートされる?

「商品がいいからリピートする」は本当か?


よく言われていることですが、以前にも同じような相談がありましたので、あえて繰り返します。

「うちは商品が良いから、一度使っていただければ、必ずリピートする」
と言う方は多いです。

それだけ、商品に自信を持っているのでしょう。

「他社の商品のほとんどは、海外のランクの低い原料を使っているが、ウチは国産の最高級の原材料を使っている。」
など、自社商品に圧倒的な自信を持っている方もいます。

私のところにも、最近、このような相談をする方もいました。

デパートの商品より品質はいいのだが・・・


「私の商品は原材料も最高の品質のものを使っています。デパートで売っているものより品質がいいのです。でも、リピーターがほとんどいません。
一度、使ってもらえれば、絶対にリピートするはずなのですが・・・・」

どうして、この商品にリピーターがいないのでしょうか?
答えは最後に書いています。

「商品に自信があるから、電話はしません」と言うけど


かつては、「商品に自信があるから、電話はしません。」というCMもありましたね。

でも、今は「商品がいい」だけでは売れません。
良い商品は使えば、良さが分かります。

でも、それだけではリピートしません。

リピートを増やすには、「良い商品」であることは最低条件です。
でも、それだけがリピートを生み出す要素ではないのです。

では、それ以外に何が必要か?
「アクション」です。

こちらからの、何らかの接触がないと、お客様は動きません。
なぜなら,同じような商品は山ほど市場に溢れています。

そこから、強烈なアピールがあった場合、そちらに興味を持つかもしれません。

顧客はいつまでもあなたの商品を覚えていない


また、現代人は毎日、忙しいです。
日々、新たな課題があったり、悩みが増えたりしています。
家庭、仕事、人間関係・・・さまざまな悩みや問題を抱えています。

そんな中でいつまでも、あなたの商品を覚えていません。

だから、「商品が良いから」といって、ぼやっと会社でお客様を待っていては、絶対にいけないのです。

こちらから、積極的に呼びかけないといけないのです。

ただし、気をつけないといけないことがあります。
売り込みはしないこと。

先ほどの「商品に自信があるから、電話はしない」と同じです。

お客様は売り込まれることが、嫌いです。

でも、こちらから積極的に・・・というと、
結局、売り込みになってしまう方が多いのです。

積極的に接触しても、嫌われてしまっては元も子もないのです。

なので、ここはじっくりと、どういう内容で接触するかを考える必要があります。

顧客フォローとは?


つまり、顧客のためになる情報、顧客に寄り添った内容、商品のこだわり、どうして、この商品を扱うことになったのか?
などなどの売り込み以外の顧客にとってお役立ちになる情報を提供するのです。

これが、関係性マーケティングで言う、「顧客フォロー」です。

(自己紹介)
CRMを中小企業にも無理なく、導入、運用でき、かつ効果的な「関係性マーケティングDX」のコンサルティングをしています

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