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顧客情報の重要性がわかると・・・_マーケティングコンサルタントの提言

「顧客データベースは絶対重要ですね。」


そう言っていただける方が、最近多くなってきました。
うれしいことです。

「実は情報の重要性について理解できていなかった。」
という方もいます。

どんなことに関しても情報はとても重要です。

顧客情報だからというのではなく、どんな場面でも情報は価値を持ちます。

私の経験から言えること


例えば、私は若い頃に飛び込み営業をしていたのですが、何も情報がないと、とにかく商店街の端から順番に飛び込むことになるのです。

ところが、「どこそこに新しいクリニックができるよ」とか、
「このお店はこのような方法で伸びている。」など
情報を持っていれば、飛び込むにしても、そのお店の現状にあった提案ができます。

そうすれば、何も準備しないより、成約率が高くなるでしょう。
「下手な鉄砲数打ちゃあたる」では、弾の無駄遣いですが、情報があれば、弾の節約ができる。

つまり効率的に営業活動ができます。

私はテレアポ営業もしていた頃がありますが、それも同じです。
その頃は電話帳の端から電話をかけていきますが、

100件かけて、1件でも話しを聞いてくれたらラッキーな方です。

顧客は全て違う人である


顧客情報について考えてみましょう。

男性か女性で対応が違います。
年齢でも対応が違います。
住んでいる地域でも対応は変わります。
家族構成によっても対応は変わります。

新規顧客かリピーターかでも対応は違います。

リピーターでもロイヤルカスタマーかどうかでも対応は違います。

このように考えると、様々な対応の違いがあります。

ところが、多くの会社は全員に対して同じ案内をします。
全員に対して同じ提案をします。

これでは、反応率は下がるでしょう。
「これは私には関係ない提案だな」
お客様には見透かされているのです。

これでは反応が下がって当たりまえです。

なぜ、このように全員に対して同じ案内をするのでしょうか?
それは、顧客データベースを整備していないからです。

顧客情報がいかに重要かはこのような簡単な例でもわかっていただけると思います。


昨日の空です。夏と秋が混じった雲に季節の移り変わりを感じます。

(自己紹介)
CRMを中小企業にも無理なく、導入、運用でき、かつ効果的な「関係性マーケティングDX」のコンサルティングをしています。

拙著「行列顧客ができる、利益を生み出す統計学マーケティング」がKindle版となり新たに発売しました。よろしくお願いします。


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