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種の保存

種の保存の法則というものがあるらしい。要は適者生存、淘汰、進化(環境への適応)のシステムのことを指すようだ。また利己的な遺伝子という表現がある。これはイギリスの進化生物学者・動物行動学者リチャード・ドーキンスによる"自然淘汰されるものは個体ではなくその遺伝子である"という、進化生物学における比喩らしい。

さて、前置きが難しくなってしまった。結論をいうと「人類の総数を減らした方が種の保存に有利なんじゃね?」が進んでいるように思う。

先日「ピヨピヨ速報」というYoutubeチャンネルで世界史の要約動画をみた。総じた感想は「縄張り争いをひたすら続けているなぁ」ということだ。どっかの民族がどっかの民族の領土を取る。その繰り返し。生き物というのは食える限りの範囲で増え続けるらしい。そしてヒトには今のところ天敵がいない。そうすると同じ種同士での縄張り争いが増えるのだろう。縄張りを増やして食い扶持を増やして同民族を増やすためには手取り早い。

一方、資源の枯渇や環境破壊という問題がある。石油石炭天然ガスなどの有限なもの。植物の資源。それに関わる二酸化炭素と温暖化の絡み。合理性だけを見れば本能を抑えて増えすぎを防ぐことが必要に見える。余談だが日本ではオオカミが駆除され尽くした結果、天敵のいなくなった鹿や猪の獣害が増えているそうだ。

現代の戦争は単純な土地を奪い合うものだけ、民族のシェアを伸ばすだけではない。権利と経済の争いになる。戦争はお金になるし外交が有利になるという訳らしい。経済を悪化させればその国はダメージを受ける。かつて中国の毛沢東は共産主義的な政策をとり、杜撰な計画の結果数千万人単位の餓死者をだしたとのこと。これはただの自滅だが、経済制裁やら賠償金という名のもと似たようなことは行われている。

そして生物兵器だ。大きな声では言えないが、感染症は人口を減らすのに最適だ。薬害も同様だ。スペインかぜは、一般的に1918年から1920年にかけ全世界的に大流行したH1N1亜型インフルエンザの通称。全世界で5億人(世界人口のおよそ27%)が感染、 死亡者数は1億人を超えていたと推定されている。嘘か本当かは分からないが天候や地震もコントロールできると言っている人もいる。

さて話を変えて腸内細菌のことについて述べたい。腸内細菌はバランスが大切だ。善玉・悪玉と変な名前はついているが悪玉菌は必要だ。悪玉菌は自己増殖をするが、外敵(食中毒の菌的なやつ)を排除する役割も持つ。善玉菌は全体の調和を保つ。日和見菌は大勢につく。大別するとこうなるが、実際は多種多様な菌が共生して一つの共同体を作っている。一般的には善玉と悪玉の割合が逆転するとまずいことになる。

歴史を見ると、独裁者になりたい人がポンと生まれ、天下統一をしたりしなかったり、対外的な侵略をしたりされたりを繰り返している。まさに悪玉菌だ。仮に自分が鉄砲を持っていて目の前にクマがいたら打つだろう。だからと言って「クマ打ちまくりてぇ〜」は違うよねと思う。それはサイコパス的な欠陥を持っているか、育ちで欠陥を獲得したかのどちらかだろう。

悪玉菌を抑えるには善玉菌を増やすことだ。人口・食糧・資源問題に関してはなんかすごい人がAIとか駆使して解決してくんねぇかなぁと、日和見まくっているが、まずは自分の身の回りや、身支度から調えていこうと思う。

追伸:防災について調べていたらいつの間にかキャンプ道具を揃えてしまった。にわか丸出しだが自然に返る体験をしようと思う。地球環境(生態系)にとって癌にならないようにしたいものだ。そして人口削減なんてアイデアが暇人の杞憂になりますように。


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