シェアハウスWorkshop その4
シェアハウスってトラブル多そう。
巻き込まれるのは嫌だなぁ。
そう思われる事業者さんやオーナーさんは多いかもしれません。
意外にそんなことはないんですよ。
全くゼロというわけではないですけどね。
多くのシェアハウスにはハウスルールというものがあります。
特にわびさびハウスは世界中から住人が集まってきます。
日本の中だけでも北は北海道、南は沖縄、若い人だけでも価値観はバラバラ。世代間でもバラバラ。ましてや世界中から集まってきたらもうバラバラもばらばら。
ほっておいたらトラブルだらけでカオスな状態になってしまいます。
特に海外では日本のように言わなくてもわかるだろうという文化は ありません。
自分のことは棚に上げて物事を自分の都合の良いようにねじ曲げて考える 文化なのです。
言葉悪く聞こえるかもしれませんが本当にそうなのです。
世界の常識、日本の非常識。その逆もまた然り。
だから単純なことでもしっかりと明文化します。
それを内覧の時に簡単に触れ、契約時にしっかり説明をし、入居説明でも 重ねて説明をして入居中も折ある毎にハウスページなどで注意喚起をして 脳裏に擦り込んでいきます。
ハウスルールの主導権は事業者側に起きます。簡単には変えません。
その時のコミュニティに帰属するのではなく長いスパンで見た5年、 10年のコミュニティ安定化、安全化のためにあるべきです。
カバーしきれないこともあります。人間なのでどうしても馬が合わない とか。
そんな時はまず住人さん同士距離感をもって暮らして行くようにお伝えしてます。
共有部にセキュリティカメラを設置するのも抑止力になります。
どんなに注意しても洗い物の放置やゴミの出しっ放しなどは絶えないもの です。
パワーワードはこちらです。
「ここはあなたの大切な家です。でもみんなの大切な家でもあります。 ルールを守り他の住人さんの生活にも尊敬の念を持ちましょう。」
次回は運営していくことの大変さのお話をしますね。
ではでは。