シェアハウスWorkshop その8
今回は住人さんの入居期間ってどれくらいなのか、どんな世代の方が住んでるのか等をお話しします。
シェアハウスをはじめたばかりの頃、約10年前はそれこそ数週間から 1,2ヶ月が多かったです。今考えると超短期ですね。
まあ、その頃はまだゲストハウスと呼ばれていてぼろぼろのドミトリーが 主流でしたから旅行者や東京での短期滞在者が多かったんですね。
一時的な滞在だとハウスをキレイに使おうとかいう意識が薄く荒れていく ばかりでした。
そのうち段々とリノベ物件が増えてきて個室対応が増えてきたこと、 事業者の意識改革が進み管理・運営・メンテナンスが著しく向上したことで住環境が徐々に改善されてきました。それに比例して入居期間も長くなってきて反対に住人の意識も変わってきてシェア文化が育まれたんですね。
わびさびハウスではコミュニティを安定化するために最低入居期間を6ヶ月としています。ハウスによっては1年のところもあります。
最近では1,2年住む方はかなり多く一番長い人はそれこそ7年も住んでくれた方もいます。
住環境。清潔感があり、安全で安心。そこにプラスして コミュニティの充実。
これにより住人さんは長く住んでくれるのだと思います。
世代はハウスによって違いますが大手さんは年齢制限無しの多世代という ところもありますがほとんどは20代から30代ですかね。 40代はどうかな。厳しいようにも思います。
なぜかというと世代間ギャップをなくしたいという思惑があります。
20代前半の方と30代後半の方が考え方にギャップがあります。 でもそこのラインがギリギリですかね。
それ以上の親子ほどの世代間ギャップによりトラブルやいざこざが 起こることは極力敬遠したいからです。
逆に10代も社会の仕組みやマナーがわからなく社会人のコミュニティと ぶつかってしまうこともしばしばあり、ウチではNGにしています。
ただコロナでマーケットニーズが極端に縮小しはじめたからか学生を 取り込もうという動きも他の事業者さんではチラホラ出てきていますね。
そんな感じでほとんどのハウスのコミュニティは20代、30代でギュッとしてます。
ではまた。