初めての一人暮らしとこれからの部屋探し
わたしが初めて部屋を借りたのは2009年の春。
沖縄から上京し、右も左も分からない中借りたのは、
三元茶屋と言うには申し訳ないくらい松陰神社よりの物件だった。
沖縄の田舎娘が騙されてはいけないからと、同じ会社に入社予定の学年は上の吉井ちゃんが物件探しを手伝ってくれた。
女性1人で探すのは何かと不安も多い。できれば頼れる男性に同行してきてもらうのはいいかも知れない。
いよいよ物件探しスタート!
入社予定の会社は銀座1丁目にあった。電車の乗り換えができれば一回で、30分圏内には居たいところ。尚且つ、静かな場所が良かった。
今思えば、完全に吉井ちゃんの押しで三茶にしたかも知れないなと思うが、結果的にはとてもいい場所だった。
初めて借りたそのお部屋の間取り、そして家賃は・・・
確か 家賃77,000円
風呂トイレ別、一般的な単身者用の1Kである。
2歳から窓の大きな一軒家で暮らしているわたしは、あの細長く玄関から入って廊下とセットのキッチンの奥の1つの窓しかないことにカルチャーショックを受けた。
風呂トイレ別と言いながらもお風呂は正方形?のバスタブ。
もちろんキッチンのコンロは一口。
お部屋は7畳ほどだったか。
初めての「わたしだけの空間」に夢膨らむばかり。
そんな条件ではあったが、わたしにとっては初めての一人暮らし。
夢は膨らむ。w
絶対に家電は無印良品!と決めていた。
あの白にシンプルなシルバーの取手つき冷蔵庫が欲しくてたまらなかった。
(結果、半年も経たずに手放すことになるのだがw)
これから頑張って働くぞー!と意気揚々としていた。
お部屋のインテリアと思い出
昔から部屋作りが好きだったわたしは三軒茶屋でカーテンや雑貨を選び、狭い部屋だからこそ大きくて高い家具を置かないロースタイルを選んだ。
TVは置かずに、カラーボックスを横においた飾り棚に自分の好きな雑貨を飾った。
小さくても多少古くても、わたしにとっては最強のパワースポット。
当時のわたしは、仕事仕事でほぼ家には「寝に帰るだけ」になってしまっていて、メイクも落とさず気づけば寝落ち・・・なんてこともあったな。
時たま近所に住む吉井ちゃんがウイスキーのBLACKを片手に押しかけることもあった。w
その初めて借りたあの部屋は、残念ながら半年余りで引っ越すことになったんだけど、それからわたしは10年の間に8回の引越しを経験。
(千葉・沖縄・赤羽・蕨・麻布十番・戸田・江ノ島・逗子)
引っ越すごとにライフステージを変化させていった。
そして今、次の物件探し
地元、沖縄に戻ってきて一年弱。次の物件は、彼と一緒に住む部屋である。
東京とは物価もまるで違う。
東京の1Kの家賃で2LDK、3LDKが借りれることに驚き慄いている。
物件探しは毎度ワクワクするね。やっぱり住んだ部屋によって関わる人も暮らし方も稼ぎ方も変化していったから、次はどんな部屋でどんな人たちと思い出を共有していくのかが今から楽しみで仕方がない。
過去のお部屋もRoomClipで紡いでます。