こんな日のめだか屋(12/16)#ブクブク
今日もお客様から質問を頂いた「ブクブクはめだか飼育するのにいるの??」答えはお客様の飼育環境によります。
との答えになりました。
いろいろ条件によってちがってきますし、複合的な要素もあります。必ずしも生き物のため、こうあらねばならないはないので、臨機応変な対応が求められます
次に、
少しまとめます。
エアレーションの必要性
1.色々な条件
①夏か冬か?
水の溶存酸素量(水の中にどれだけ酸素が溶け込んでるか)が重要で温度とも密接に関係がある。水温が高くなると酸素量は減り、水温が低くなると溶存酸素量は増える。
水温と溶存酸素量
水温30℃= 7.53mg/L
水温25℃= 8.84mg/L
水温 0℃= 14.16mg/L
この事かあらも、水温の高さからも外飼いなら、夏場はエアレーションをかけ、冬場は必要性は少ない。
②水槽の大きさとめだかの数
過密すぎるめだかの飼育環境では酸素量は不足しがち.1Lに1匹が基本とするならばそれ以上の数が入るとなるとそれ以上を飼うとなるとエアレーションは入れた方がいい。
③水替え頻度
春から秋にかけ1週間に1度以上の水替え頻度なら、よごれも取り除け効果的。新水の水素溶存量も見込める
④グリーンウォーター
飼育を進めると飼育水が緑に変化してくるグリーンウォーターと言われ空気中の植物性プランクトンが水槽内にはいり、飼育水の栄養をとりどんどん増え水が緑になる。
グリーンウォーターは飼育水としては理想で特に、稚魚や針子はグリーンウォーターで飼育される方は多い。
だが、このグリーンウォーターの元の植物性プランクトンも呼吸するこれも酸欠の原因にもなりうる。
⑤水草あるなし
水草も実は酸素を取り込む、光合成をして酸素を増やすのでは??
実は根から、栄養素、酸素を必要とします。水草は酸欠の解決策になると誤解されがちですが、特に夜間は、光合成は行わず、呼吸をするので、特に夏場の水草が元気な時はエアレーションは有効。
2.エアレーションの役割
・溶存酸素量をあげる
・微生物への酸素供給
・水の撹拌
3.エアレーションからわかる管理の仕方
・水面の泡の状態を見て泡のキレぐわいを見て水の汚れを判断できる。
・溶存酸素量 (DO計)を計り、管理をするのもよい。
4.用意するもの
・エアレーションポンプ
・エアーチューブ
・エアーストーン
・調整コック
水槽の大きさに応じてエアレーションポンプの大きさも決定する
ポンプの性能は一般的な性能
(例)
エアレーションの適合水槽:60cm以下(約70Lまで)水深40cm
最大吐出量:2.0L/分
5.まとめ
めだかは基本水面を好む魚なので、泡の量で水面がマグマのようにボコ
ボコなるのはダメ。
適度に水面が揺れる程度の量で充分。
自然では風が吹き波が経ち水面が揺れ水中に酸素が送り込まれる。
釣りをする方ならわかるが、風が吹いたら食いが立つ、活性があがる。
夏場はエアレーションをいれ、冬場は止める。
必要かどうかは、絶対に必要というものではなく、飼育環境に応じた設置環境が必要。
イマイチ元気がない、調子がよく崩
れるとかだったら、エアレーションを入れてはいかがだろうか?
水槽環境変化は簡単に変えることができる。