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頑張れ頑張りアブラハム!
アブラハムが早速やってくれました。
世界陸上オレゴン男子1500mに出場決定!
SHARKS初の世陸出場です。
6月22日ホクレンディスタンスチャレンジ深川
3:40.70 南スーダン記録更新
入国してから2ヶ月弱、すでに自身の持つ1500mの南スーダン記録を更新し、勢いは抜群です。
アブラハムの第一の目標、パリオリンピックでの活躍に向けた挑戦。
第一弾としてこの世界陸上でひと回りふた回り大きな男になってほしいです。
世陸決定した!?!?
今回の出場が決まったのは2022年6月10日金曜の夜。
ちょうど日本選手権陸上2022、男子1500m決勝、陸斗が2位になるレースの中継を見ている時でした。
アブラハムから突然の電話、「世界陸上に出られるよ!IAAFからさっき招待の連絡をもらった」
「えぇ!?笑」
世陸ってそんな感じで決まるの?笑
僕がオレゴン行きをかけた男子3000mSC決勝前日の夜、より一層レースへの気合が入る一報でした。
そこから約1ヶ月、7月10日までの出国まではまさに怒涛の毎日。
今回は派遣の最中、SHARKSとして色々なプロセスをふみ、派遣に至るまでをTWOLAPSのnoteで書いていただきました。
僕自身、日本に生まれ国際大会を経験していますが、南スーダンの選手を国際大会に派遣する等ことが、今までにないSHARKSにとって新たな宝物となる経験をさせてくれました。
ユニフォーム
ビザ、旅費、様々な問題が起きた渡米準備でしたが、実はもう一つ大きな問題がありました。それはユニフォーム。
出場が決まってすぐ、僕が南スーダンのユニフォームはどうするのー?と問うと、「母国を代表するのは僕だけだから準備しなきゃ」とアブラハム。
各国では通常、国ごとの陸上競技連盟(陸連)にスポーツブランドのスポンサーがついていることが多く、ユニフォーム等の指定があるんです。
しかし、南スーダンの場合それがないため、各国が負担して準備をする必要があります。
まだ発展途上の南スーダン。選手のウェアを作るのにも大きな負担がかかってしまいます。
世界陸上で着用するユニフォームが無いないんて想像したこともなく、びっくりしました。
が!
これはチャーーーーンス!!
僕たちが準備するということは、ウェアは自由。
SHARKSのユニフォームが世陸を駆けるチャンス!
日本人選手ではこれから先も絶っっっ対に出来ないことを南スーダン出身だからこそ実現できる。
すぐにSHARKSをサポートしてくれている2XUさんに連絡。
時間のない中一瞬で対応してくださり、ユニフォームを準備。「SOUTH SUDAN」そして国旗を入れることでユニフォームが無事完成しました。
他のビザなどよりは比較的余裕を持って(といっても出発の1週間前笑)準備できたのもSHARKSをささえてくださった方々のおかげ。通常ではおそらく間に合いませんでした。
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これから起きるたくさんのチャンス(ピンチ)
ピンチはチャンスとはよく言いますが、普段から得意な陸上競技でピンチに立ち向かう事は多い僕たちアスリートですが、こういった事務的なピンチを経験する事はなかなか無く、焦りを隠せない日々が新鮮でした。
南スーダン共和国の歴史を作っていく男。
最初の一歩を踏み出したアブラハムとの挑戦の中でこれからたくさんのチャンスが訪れると思います。
今回の事で南スーダンという国のスポーツがどういう現状なのか、一部を知ることができたし、まだ発展途上だからこそ、私たちと協力することもできるし、一緒に国のスポーツを盛り上げる事業に関わっていくことができると思うと本当にワクワクします。
さいごに
さいごになりましたがTWOLAPSのnoteと並行になりすが、お願いがあります。
アブラハムの遠征費用の負担。
SHARKSはまだまだ若いチーム、決して楽な出費ではありません。
出発までにいろんな苦労があった阿見AC、そしてこれからアブラハムと物語をつくっていく僕たちのサポートをお願いしたいです。
阿見ACへのサポート方法としては以下の方法があります。
①Sharksのグッズを買ってサポートしていただく(brooksのシューズや2xuのウェア、俺は摂取すなども購入できます!)
②このnoteからサポートいただく(Noteの投げ銭システムなようなもので、今回のアブラハム世陸チャレンジの経費に当てさせていただきます。)
③その他ご希望の方法SHARKSホームページよりお問い合わせいただくよろしくお願いいたします。
④応援メッセージも受け付けています!
近い将来、南スーダンの子供達がスポーツ選手に憧れ、スポーツを学んだ時。教科書にアブラハムをはじめとした僕たちのチームの名前が載るのを夢見て。
ピンチをチャンスに!変えていこうと思います。
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