2022前半シーズン振り返り(楠編)
シーズンイン
今年のシーズンインは1500mから。
環太平洋大の吉岡先生により
「初戦から狙う」THE MIDDLE
まだ体が動いてきていない時期ということもあり前半からハイペースにつけず、本来の主旨とは違うレース運びに。
その中でもレースを大事に最後までしっかりと動かす課題はクリア。
大好きなセンゴでのシーズンインが何よりも嬉しかったです。
このレースは我らがオレは摂取すさんがゼッケンスポンサーを務めてくださいました。
THE MIDDLE 1500m
4th 3:45.28
冬季練習、練習は詰めていたものの身体の影響でスピードをなかなか上げていけずに練習メニューの流れを大幅に変更して戦うシーズン。
そのほとんどがコンディショニングに当てられていました。
その中で新たなルーティンを確立し、今後の競技人生にも大きな影響を与える変化が起きました。
4月5月レースに多く出場し出力をだしていく、それ以外は淡々と課題に取り組む。焦らずじっくり、
そして6月の日本選手権へ向けピーキングをするイメージでスケジュールを組みました。
金栗記念 5000m
3組7th 13:54.07
兵庫リレーカーニバル
2000mSC 1st 5:29.11 PB
織田記念陸上
3000mSC 3rd 8:38.45
セイコーゴールデングランプリ
3000mSC 6th 8:32.56
人生初とも言えるピーキングをした日本選手権。
調子もバッチリ合い、アブラハムの吉報と陸斗のいい流れも貰いながら集中したレースができたと思います。
結果は4位、惜しくも3位を逃したようにも見えますがこの差は歴然。
俺じゃない誰かだったらできたんじゃないか?
呆れるくらいでした。笑
良いところ、自信を持てる部分を作る事のできたレースにもなり、僕にとっては大きくステップアップできたレースになったのかなと思っています。
日本選手権 3000mSC 4th 8:25.70 PB
そこから再起をかけた2戦
ホクレンディスタンスチャレンジ深川 3000mSC DNF
ホクレンディスタンスチャレンジ北見 3000m 8:04.82 PB
日本選手権終わってからのこの2戦は、目的もはっきり出来ずただ走っただけ、取り組む課題を作ってレースにのぞむ重要さを痛感しました。
調子を上げてきただけに身体が誤魔化してくれましたが、精神的にトライし続けられる状態ではなかったと思います。
かけられる言葉に嫌悪感を覚え、期待の声も嬉しくなく、ギリのギリで「頑張ります!」を絞り出しました。
この時ポキッと心が折れる音がしました。
その瞬間疲労なのか、今まで痛かった場所に違和感が出始め、あれ?おかしいな。そう感じました。
今シーズン控えているレースは
ホクレン網走5000m
ホクレン千歳3000mSC
MDC福島 エリミネーションマイル
実業団学生対抗 1500m
いつもならガッツで向き合っていたはずのこの時期の連戦を前に、スタートラインに立つ自分の姿が想像できないでいました。
弱さと向き合ってみる
僕という人間は昔からポジティブで、人前で笑ったり、前向きな事をいうのは得意。きっと今回のレースでも笑顔を作ることはできるんだと思います。
笑顔でみんなの前に出ていくことでこれまでたくさん救われて、悔しさも苦しさもあっという間に浄化され、すぐに次に向かう事ができてきました。
その環境の素晴らしさが僕の強さだと自負して競技をしています。
これからもずっとそれは変わらないし、もっともっと皆さんと頑張りたい。
今回もそうして救われたいと思っています。が
だからこそ、今回は自分の弱さと自分で向き合いたいとも思いました。
もうちょいこのモヤモヤをかかえながら生活をしてみて、気がつくこともありそうだなと、贅沢な考えです。
苦しんでいると誰かがすぐに助けてくれたから頑張ってこれた。
でも、すぐに救ってもらえたからその恐怖に向き合ってこなかった。
そして自分の中と向き合う為に残りのレースをキャンセルして休憩することを決めました。
夏を乗り越えて、秋にはいつも通りの僕でまたみんなに救ってもらいたいと思っています!
2022シーズンは本当に何かのキッカケになるシーズンだったと思います。
数年前の僕は29歳になる今がこんなに陸上が楽しいなんて、想像もできていませんでした。
いざ!闇へ!
もうすぐ目の前に闇落ちが近づいている気がして、この記事にもその闇が見え隠れしている気もします。笑
どんな闇でも俺なら大丈夫っしょ!
って今は思っていますが、この思考が停止している状況が数日続くと自分がどうなるのかとても気になります。
アブラハムの世界選手権
今のってる陸斗の連戦
SHARKSのシーズンはまだまだ激アツですが、僕は休憩。
2人。頼んだぞ。
ずっと憧れてきた闇落ち。できるかな?
落ちてたらまた、助けてね!
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