2023年アジアカップ予想③SB編
こんにちは
鬼木ジャパンの2023アジアカップメンバーを改めて
下記のメンバーで26人の2023年アジアカップメンバーを構成します。
フォーメションは433想定。レギュレーションが23名に戻った場合は*の選手を外す。
GK・シュミット、谷、大迫敬、
CB・冨安、板倉、伊藤洋、中山、角田*
SB・岩田、旗手、明本、常本
DHCH・遠藤航、守田、田中碧、橘田、松木*
WG・三笘、久保健、堂安、鎌田、奥川、伊東
CF・南野、上田絢*、古橋、
と予想しました。GKとCBの予想でかなり厚みのある長文を書きましたね。続きのSBから書いていきます。
SBは長友と酒井宏の30代コンビが君臨してきましたが彼らコンディション良好だとしても40歳と36歳で次回大会を迎える為、両名ともいなくなる可能性が高いです。4年間でその後釜となるだろう選手が台頭してきましたが経験が抜群である両選手を超えるものはいませんでした。(森保監督がその勇気をもたなかったようにもみえますが)しかし彼ら以外の選手で海外組もすでに複数名いますし、国内の選手でも信頼をしていってもいい選手がいますから新監督には思い切った世代交代を望みたいところです。カタール終了からアジアカップまで時間が足りなく(日程的に強化試合が少ない、読めない)に限っては宏樹の起用も考えてもいいでしょうが徐々に世代交代するよりは思い切ったほうがいいかもしれません。
引退(少なくとも代表引退)が予想される森保体制で呼ばれた選手
長友、酒井宏、車屋、西、佐々木翔(代表はSB)あたりでしょうか。
森保体制で呼ばれた選手で年齢的に残るであろう選手
小川諒、室屋、安西、山中、旗手、山根、菅原、橋岡、岩田、松原健、小池龍、原輝、杉岡、菅、古賀、橋岡
招集が期待されるリオ世代・飯野、VW際、松原后、鈴木雄、宮原etc
招集が期待される東京世代・常本、明本、石原広、毎熊、鈴木冬etc
招集が期待されるパリ世代・大畑、中野伸、バングナetc
帰化が期待できる候補
エウシーニョ・89年・180cm・15年川崎ー22年徳島
ジエゴ・95年・183cm・17年松本ー21年鳥栖ー
先ずは左サイドです。森保体制では長友を酷使してきましたが40歳で26年度を迎える選手を呼ぶのはあまりにもナンセンスですよね。安西、中山、小川らが主に継続的に呼ばれてきましたが定着できていません。セルティックで2列目や3列目で使われる旗手をここにあげたのは日本代表ではそこの層は薄くないという点と鬼木体制だろうがなかろうが川崎F出身の選手が多くなることがまず予想できるという点です。上記の3選手以外にも何人か候補があげられそうですが、まずは代表での連携構築の時間などを省ける・Aマッチ数は少ないものも、セルティックで欧州経験を積んでいるあたりからスタメンで使っても問題ないとし選考しました。浦和の明本も彼に近い万能ぶり、頭の良さを考慮し選びましたがW杯からアジアカップまでの期間でA代表になれる事ができるかわからないので2番手とします。有事には森保体制でSBをつとめた中山や伊藤洋をここで使う可能性もあるでしょうがアジアレベルではそれでも十分な気がします。明本を呼ばないならポルトガルやスイスでプレーする小川や鈴木冬を呼ぶべきです。菅、山中では攻撃よりですし、古賀や杉岡では守備よりと思いますのでそこら辺のさじ加減で監督の思考が予想できそうです。
主なLSBの候補
旗手・97年・171cm・セルティック
明本・98年・170cm・浦和
安西・95年・172cm・鹿島
小川・96年・183cm・ヴィトリア
杉岡・98年・182cm・湘南
古賀・98年・182cm・柏
菅大・98年・171cm・札幌
山中・93年・171cm・セレッソ
鈴木冬・00年・163cm・ローザンヌ
攻撃的かつ再現性のある現代サッカー的チームにするのなら(鬼木体制ならそうなりそう)下記の候補も候補となるでしょう。
志知・93年・177cm・福岡
中野伸・03年・173cm・鳥栖
大畑・01年・169cm・浦和
山原・99年・164cm・清水
松原后・96年・182cm・磐田
永戸・95年・173cm・マリノス
佐々木旭・00年・179cm・川崎
思い切った若返りを進めて欲しいのもあり中野や大畑らを呼んでほしいなと思うのですが両選手ともパリ世代でリーグ戦で通年プレーした経験がないのは抜擢にするには不安視するポイントかと思います。外国人監督が新監督ならその辺りはフラットにしそうですが。松原后もベルギー移籍でうまく活躍できずに帰国しやり直している途中。永戸は安西の鹿島復帰で割りを食らいましたがマリノスで復調した印象です。明本、小川など左利きの選手を一人は入れておきたいなと思うので彼らが外れるなら可能性はありそうです。川崎の佐々木旭は加入1年目で活躍しており注目したい選手ですが攻撃的なポジションだった選手だけに司令塔的な偽SB的センスはみせていますが代表となると守備面も考慮しなくてはいけません。その意味では山原やJではかなり活躍する志知なども代表に呼ばれるには総合力を延ばすか、一芸に秀でる必要がありそうです。鬼木ジャパンになれば気心知れた川崎から大島、橘田、脇坂もしくは知念、遠藤大、谷口、車屋などが代表に選考される可能性がありますのでそうなると人数の兼ね合いでタイミング的にまだ呼ばないと考えてもおかしくないでしょう。(三好、守田、田中碧、板倉、旗手は所属川崎の選手ではないので呼べるでしょうが)
その他の候補は
黒川圭・97年・173cm・ガンバ
徳元・95年・171cm・岡山
森下・97年・170cm・名古屋
加藤聖・01年・171cm・長崎
ビスマルク・02年・185cm・盛岡
バングナ・01年・176cm・FC東京
パリ世代の若手やJ1、J2で印象的な選手をピックアップしましたが彼らが26年までにA代表に絡んでくるかは不明です。この大学生や高校生にも興味深い選手がいますし、誰が4年でこのレースに加わるか?あるいはレースの先頭に入ってくるかは22年度の時点ではわからないので未知数ですが若手・中堅どころで大ブレイクもありうる可能性のある選手をあげてみました。個人的には徳元はロシアクラブ行きも噂されたのでキャリア的にエリートではない選手がとして注目したいです。ビスマルクは兄のジェファーソン選手が水戸で活躍し、フィリピン代表に入るなどしポテンシャルは兄以上と言われていますのでJ3からの叩き上げのハーフ系の選手として期待しています。
続いてRSBです。
酒井宏樹の次点は山根と室屋のどちらかが現体制では務めており、小池龍が直前E-1・2022でのパフォーマンスで可能性を感じさせました。酒井は90年生まれでアジアカップだけに限ると呼んでも問題なしですが、このタイミングで世代交代せずズルズルとそのタイミングを脱してはいけないと考えます。東京世代の橋岡、菅原がすでに欧州でプレーしています。DHで起用されている岩田も本来はここの選手ですので宏樹を外して山根、室屋、橋岡、菅原、小池龍、岩田の中から監督の意向と調子を考慮してアジアカップは挑んでも問題ないでしょう。
小池龍・93年・170cm・マリノス
岩田・97年・178cm・マリノス
室屋・94年・176cm・ハノーファー
山根・93年・178cm・川崎
菅原・00年・179cm・AZ
橋岡・99年・184cm・シントトロイデン
上記の候補以外でも森保体制で呼ばれた選手で松原健は宏樹にキャラも似ており、4年後も年齢的には健在だと思いますので期待したい選手です。オランダで長くプレーするウェルメスケルケン際や名古屋の宮原、22年度得点力を発揮している鈴木雄、スピードスターの神戸の飯野なども面白いでしょう。守備の万能の原も鳥栖から清水に加入して安定度は増しています。しかし抜本的な世代交代を進めるなら東京世代以下の選手を呼びたいのも事実です。常本は長友、室屋らの明治大出身者としても、名良橋や内田ら鹿島産としても期待がされる現代型のSBです。岩田はどちらかといえばクレバーながら昔ながらのSB感も感じさせますが常本は攻撃センスも魅力的ですのでA代表で守備の向上もされればかなり大きな戦力となるでしょう。欧州、世代別、リーグ戦での経験が浅いのは気になりますが使っていかないとそれも良くならないので個人的には明本と彼を両翼で連れていってほしいと思います。上手く行けばかつての長友・内田コンビのようになると思います。
常本・98年・174cm・鹿島
宮原・96年・172cm・名古屋
松原健・93年・183cm・マリノス
VW際・94年・178cm・ズヴォレ
鈴木雄・93年・182cm・磐田
原輝綺・98年・180cm・清水
飯野・96年・173cm・神戸
下記にあげた選手たちは攻撃や守備に特徴を持っていますが総合的には代表に呼ぶにはバランスが悪い印象で物足りなさを感じます。ただ監督やコーチの指導や代表を経験することによる自発的な向上をしてくれそうな選手でもあると感じて候補としました。実は大学生などにもハーフで覚醒を期待したいような選手もいるのですが23年度の来年時点ではまだプロでの活躍すらままならない名もなき存在の為に割愛しています。
前嶋・97年・178cm・福岡
長沼・97年・177cm・鳥栖
渡辺凌・96年、176cm・FC東京
石原・99年・169cm・湘南
毎熊・97年・179cm・セレッソ
成瀬・01年・166cm・岡山(清水からレンタル)
藤原・96年・169cm・新潟
初瀬・97年・180cm・神戸
畑大雅・02年・175cm・湘南
半田・02年・176cm・山形
ということで2023アジアカップ代表のSBは
旗手、岩田、常本、明本としました。