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中国語教育(学習)

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#学び

「学習者」と「教え手」の二項対立から、「学習者&教え手」と「世界」という図式へ

「学習者」と「教え手」の二項対立から、「学習者&教え手」と「世界」という図式へ

私は何を教わる(教える)にも、「学習者」と「教え手」の二項対立が好きではない。

英語や中国語の先生、講師、コーチでも、テニスやゴルフ、野球などのコーチでも何でもいいが、一般的に、「学習者」と「教え手」の二項対立で「学び」の過程が設定されている。

なぜこれがよくないか?

こうした対立的な関係性だと、その「教え手」の能力が成長のキャップになってしまうからだ。

われわれは、ある一個人の世界観や価

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中国語歴3年って何を何時間やったの?という話〜すべてを「独学」の視点に還元し「トータル学習時間」と「何をやったか」を考えよう〜

中国語歴3年って何を何時間やったの?という話〜すべてを「独学」の視点に還元し「トータル学習時間」と「何をやったか」を考えよう〜

何らかの学習の習得レベルを判断するときに、学習歴は一つの参考になる。

しかし、

ざっくり「中国語学習歴3年」とか「大学で2年やってました」などという回答は解像度が荒すぎて現実を適切に捉えられない。

結論から言ってしまうと、

あらゆる学習に関わった時間を「独学」と考え、そのトータルの時間とその中で何をやったのか、を把握すべきだ。

トータルの時間先生がいようがいまいが、学校に行くか否かに関係

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