3/24って何の日?
現在 3/26 AM3:00。
暫く体調不良でお休みしていました。
いや、コ〇ナではありませんのでご心配なく。(^^;
ということで、休み中温めていたものを一気に処理します。
さて、いきなりですが、皆さんに問題。
3月24日は何の日でしょう?
■答え
ミニ四駆の日(324→ミニヨン)
毎年この時期になると、ミニ四駆の販売メーカーであるタミヤや、鳥赤井している模型店などが、イベントを開いてくれていたりします。
本来3月22日には、北海道にてメーカー主催のジャパンカップというビッグレースが行われる予定だったのですが、コ〇ナの影響で、急遽イベントが中止になってしまいました。
近場でのレースも軒並み取りやめになってしまったので、折角なので新しめの商品を自分で作ってみて紹介しようかと思います。
今回組み立てるのは、先週発売されたばかりの新商品。
『コスモソニック』
ソニックという名前を聞いて、「あれ?」と思った方は、ミニ四駆第2次ブームの世代の方でしょう。
そうです。爆走兄弟レッツ&ゴーのマシン。
実は、現在コロコロアニキでレッツ&ゴーの続編が続いており、その中で出て来た新しいマシンです。
シャーシは最新のFM-Aシャーシ。
FM(フロントモーター)A(エアロ)という、バランスと空力性能を抱き合わせた、本格的なレースにも即対応できるシャーシです。
パッケージ側面デザイン画。
昔のミニ四駆よりも剛性が上がっており、より競技向けになっていることがわかります。
ここ8年くらい前から、ミニ四駆のほとんどはフィリピンのタミヤ工場で作られるようになりました。金型は日本の本社で作っているようでして、整形もやはり日本製の方が質は高いです。
レースはコンマ数秒を争うものですから、こだわる方は、日本製を好んで使う傾向があります。
パッケージを開けたところ。色々入っていてワクワクしますね。
ということで、中身を1つずつ紹介。
こちらはシャーシ本体。これに色々パーツを盛り込んでいくわけです。
ちなみに、シャーシ右にあるパーツは、リアステーになります。
別売りのカーボンステーなどを取り付ける場合、邪魔になるので、最初から別パーツになっているという、メーカーの心遣いがうれしいところ。
シャーシ裏のモーター取り付け部に金型があります。
00となっているのが初版。改変されるごとに、01・02と上がっていきます。
ちなみに、素材はABS製。写真だと見難いかと思いますが、シャーシ右上に、丸い刻印があって、今はABSに矢印があります。
PC+ABSに矢印が向いていれば、ポリカ強化ABS製。
PA+CFに矢印が向いていれば、カーボン強化製となります。
レースでスピードを殺さないようにするには、シャーシの剛性を上げると有利になるので、コースによってはこの素材の違いもカギとなります。
個人的にはカーボン強化シャーシが欲しいのですが、まだ新しいシャーシなので、登場はしていません。
リアステーも同様ですね。
こちらはタイヤ。最近は平坦なコースを走らせるだけでなく、ジャンプ台があったり、マシンのバランスを崩すセクションが多々あるので、こういった扁平タイヤが好まれて使われています。
こちらも裏側にTPEと表記があり、熱可塑性エラストマーという、プラスチックとゴムの中間のような素材であることがわかります。
こちらはホイール。
ホイールにも沢山デザインがありますが、このホイールはここ最近の新しめのデザインです。
ホイールはPP製。こちらもシャーシと同じように、カーボン製やグラスファイバー製などの種類もあります。
これはメインシャーシを組み立てるうえで必要になってくるパーツ群。
説明書ではAー〇番みたいな表記がされているので、総称してAパーツと呼ばれています。
こちらは素材の種類は1種類なので、矢印の表記がありません。
その代わり、製造月日が矢印記載されていますね。
ちなみに、AパーツはPOMと呼ばれる低摩擦樹脂でできています。
その他パーツ類。シャフトや金具がメインとなります。
で、これがボディ。
同じシャーシの製品であれば、ボディーの載せ替えは基本可能です。
やはり自分の気に入ったかっこいいボディーで走ると、気分もアゲアゲになりますからね。そういう意味でも大事なパーツであります。
プラボディーは基本ABS製。他に、ポリカ強化製だったり、クリアボディ―と呼ばれるPET樹脂の製品も別売りであります。
©KOSHITA-SHOGAKUKANと、2020という記載が見えますか?
2020年現在の原作から登場したマシンということです。
最後に、ボディーに貼るデカール(シール)と組み立て説明書。
デカールはメタリック調で、貼る前から存在感バリバリです。
さて、作るにあたって、最低限用意してほしいものを挙げました。
ランナーからパーツを切るとるためのニッパー。
ローラーや各パーツをねじ止めするためのプラスドライバー。
で、写真真ん中にあるのは、オイルペンという低粘度の潤滑油を塗布するためのペン。中身は筆ペンのような感じになっており、手を汚すことなくグリスアップできます。キット付属のグリスは、安物で粘性が高いので、ギアなどの摩耗部分を保護するには良いのですが、その粘性が足かせとなって、スピードが落ちるので、個人的はオイルペンの方をお勧めします。
■組み立て開始
FM-Aシャーシを組み立てるうえで気を付けてほしいのは、部分によっては組み立ての優先度があるということ。
特にこのシャーシでは、写真にあるように、電源スイッチ部分から作る必要があります。
タイヤなどを先に組み立ててしまうと、スイッチを組み込むのに一苦労。
個人的にはマシンの命である駆動系をとにかく詰めて作りますので、説明の順番と全然違った順番になりますが、こちらの方が、初心者にもやさしい作りだろうと自負しています。
駆動系の要といえばタイヤ。タイヤにも裏表があります、写真でわかりますでしょうか?タイヤのヘリが若干丸みを怯えている左側が表、ヘリがとがっているように見える右側が裏側ということになります。
こちらは、シャーシの足回りの軸となるスペーサー。
別売りのベアリングを使わない場合、こちらを利用します。
これが足回りのもともとの状態。
スペーサーを埋めた状態。
このスペーサーの穴に、シャフト(車軸)を通すことになります。
ここで早速オイルペン。スーペーサー自体低摩擦樹脂でできているので、最悪グリスアップしなくてもそれほど摩耗しませんが、塗布した方が、スピードも速くなりますし、スペーサーの寿命も延びます。
自分の場合、組み込んだ実際に指で思い切り回してみて、数十秒まわることを確認してから、他のパーツに取り掛かることにしています。
マシンの速い遅いは、この段階でかなり差が出てくるので、ここだけは絶対に手を抜けません。
前後の駆動系を確認したのち、4輪駆動にするためのセンターシャフトを乗せます。駆動系が詰まっていないと、シャフトを乗せた段階で、うまく動いてくれません。(重たい感じがしたり、引っ掛かった感じがあったり)
ここがスムーズにいかないと、スピードは上がりません。
後輪部分はこれ以上やることが無いので、フタをしちゃいます。
これがマシンの心臓部であるモーター。
FM-Aシャーシは、マシン裏側からモーターを脱着します。
ボディーを外さずに、モーターの載せ替えができるのは便利です。
これがマシンのバランスをつかさどるカウンターギア。
写真のギアは超速ギアという3.5:1のギア比。
つまり、モーターが3.5回まわることで、タイヤが1回まわるということです。このほかに、3.7:1、 4:1、 4.2:1、 5:1というギアがあります。数字が増えるほど、スピードは落ちますが、トルク(パワー)は上がります。
このような感じに取り付けます。
残りのパーツで蓋をして、ローラーを付けたら完成。
ミニ四駆は電源を入れたらまっすぐにしか走らないので、コーナーを曲がるときに摩擦を軽減するために、基本四つ角にローラーを取り付けます。
素組ボディーを乗せてみた感じ。
やっと車らしく見えました。
デカールを貼ったらこうなります。
全然見栄えは違いますね。
それにしても、このマシンはシールが多くて大変でした。
組み立てるよりも、シール貼りに時間かかったかも?(^^;
ちなみに、こちらが今の自分のガチマシン。
色々手を加えてあります。
やっている人にはわかるのですが。(^^;
昔ミニ四駆をやっていたという方や、今、子供がやっているなんていう方も、折角なので、みんなで楽しめたらいいですね。
現在は中々集まって走らせるというのは難しいところもありますが、まずは作ってみるというところからスタートしてみましょう!
ご意見ご質問なども受け付けております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
是非、スキやフォロー、コメントなどお待ちしております。(^^)
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