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【NOAH】2024年4月11日の後楽園ホール大会を観ましたわーッ!!!

 皆さまごきげんようーッ!!!いつも読んで下さっている方は押忍ですわーッ!!!初めましての方は初めまして押忍ですわーッ!!!というわけで押忍ですわーッ!!!

 さて、区切りの後楽園ですわーッ!!!清宮 vs 拳王の行く末といい、MONDAY MAGICを起点とするストーリー作りといい、NOAHに新たな潮流が出来ていますわーッ!!!これを踏まえて、この日のNOAHがどうだったのかを書いて行きたいと思いますわーッ!!!

【第1試合】
ニンジャ・マック vs アレハンドロ vs アルファ・ウルフ

 白ベルトをアルファ・ウルフに強奪されていたニンジャ・マックが、是が非でもウルフからベルトを奪い返したいところ。開幕、アレハンドロのトペ・コンヒーロがウルフに決まり、そこからニンジャとアレハンドロはしばし共闘ですわ。ウルフに向かって、ニンジャの串刺しジャンピングボディアタック、アレハンドロの串刺しバックエルボーから、ふたりで同時側転エルボーに行きましたが、ウルフはダブルラリアットで迎撃。ウルフは今回冴えていて、ニンジャのニンジャスペシャルをかわしたり、アレハンドロのプランチャをキャッチしたりで、重要なのは対策と体格といった感じ。さらにウルフはアレハンドロにプランチャ、ニンジャには鉄柱超えトペ・コンヒーロを食らわせ、リングに戻るとニンジャにムーンサルトプレス。カットしたアレハンドロがウラカンラナ、ヌカドーラ。ウルフもアレハンドロにロープ超えのサンセットフリップ。アレハンドロがカナディアン・デストロイヤー、ウルフがウルフドライバーと、アレハンドロとウルフがやり合う中、ニンジャがシューティングスタープレスでウルフを押さえてカウント3。試合自体は面白かったのですけれども、抗争が全部3WAYみたいな座組みって逆に新しいのでは???意外とニンジャ・マックとアレハンドロのニコイチしぐさからのフィニッシュをめぐる、ごく小さな小競り合い、何かじわじわよくなってきましたわ。前は、3WAYをやらねばストーリーを回せないのなら、ベルトを増やす必要はないと思っていましたが、ジュニアの細分化は意外とNOAHにはないですし、これはこれでいいオープニングマッチなのかなと。試合は面白いですしね。

【第2試合】
稲葉大樹 vs 大和田侑

 基本のチェーンレスリング、ヘッドロック、ショルダータックルと、稲葉の厚みのある攻撃が続き、大和田も得意の逆さ押さえ込みを早い段階で繰り出してしまいましたわ。稲葉は抱え式バックドロップ、スリーパーと猛攻を続け、スリーパーをひっくり返して、膝を背中に押し付ける変型のキャメルクラッチ。対角線攻撃狙いの稲葉をドロップキックで止め、エプロンからロープ越えの回転エビ固め。これはカウント2。続いてサイドスープレックス。これもカウント2。稲葉は大和田の胸板を蹴り上げ、ブレーンバスターでカウント2。大和田は逆さ押さえ込みをまた狙いますが、稲葉が抜けてラリアット。さらに変型オクラホマスタンピードドライバー(DDD)で稲葉が勝ちましたわ。順当といえば順当ですが、単なる順当ではなくて「稲葉しっかりやってますわね、厚みがある攻めですわね」と感心させられるというのは、裏を返せば大和田が攻め込めていないということでありまして、大和田としては悔しい1戦となったのではないかしら。まぁ稲葉も通って来た道ですから、大和田がんばって!!!

【第3試合】
アンソニー・グリーン YO-HEY タダスケ vs モハメド・ヨネ 小峠篤司 Hi69

 何気ないところですが、タダスケと小峠のマッチアップで腕取りチェーンレスリングのバリエーションが多彩で、元大阪プロレス勢の基本を見た思いでしたわ。捕まって攻められる小峠ですが片足ドロップキックで交代。Hi69はタダスケにライオンサルト、エルボーアッパー。串刺しバックエルボー、小峠もラリアット、ヨネも当たりの強いラリアットで行き、Hi69はストゥーカスプラッシュですがタダスケの膝立て剣山が待っていましたわ。さらにラリアット3連発から新必殺技グッドルッキング・パイルドライバー(シャットダウン式パイルドライバー)でカウント3。

_人人人人人人_
> タダスケ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄

【第4試合】
ダガ 小川良成 佐々木憂流迦 vs 近藤修司 大原はじめ 宮脇純太

 憂流迦相手に宮脇がレスリングで行き、思いのほか善戦しましたわ。これにはカチンと来たのでしょう、憂流迦が額をつけて一瞬凄むようなしぐさ。仕切り直すと憂流迦はアームロック狙いと見せかけて足を取りに行き、宮脇素早くエスケープ。これで憂流迦がペースを握るかと思いきや、宮脇が腕取りからバックを取り、憂流迦の動きに合わせて被さって行く展開が続き、足で腕を絡め取る柔術のテクニック・オモプラッタの体勢にもなりかけて、憂流迦が突き飛ばして、また一旦仕切り直しという!!!ここからは腕の取り合いとなりましたけれども、憂流迦またも乱暴に突き放しまして、これはちょっと意外な伏兵ですわーッ!!!

 とにかくうだつが上がらないと思われた宮脇が、総合格闘技の世界で一流の憂流迦を相手にしたグラウンドで優勢で、憂流迦が完全にイラッとしているというのはいいですわね!!!いいですわね!!!いや、まさかすぎて、本当にいいですわーッ!!!

 さらに大原が出て参りまして、総合格闘技の技術とジャベの技術を融合させた大原流に憂流迦またしてもやや分が悪いですわ。大原は素早いグラウンドの動きからのヘッドロック、風車式バックブリーカー連発と大活躍。ダガも宮脇をゴリースペシャル、大原をカンパーナで捉えて、ゴリーカンパーナとしか言いようのない1人マッスルドッキングで山場をひとつ作って印象を持って行きましたわ。宮脇はそのダガに三角飛びプランチャ、小川にもプランチャ、憂流迦にもプランチャ。波に乗ると一気に上取れそうな宮脇の奮闘!!!これにだいぶムカついているであろう憂流迦のジャックハマーはカウント2。宮脇は憂流迦にドロップキック2連発ですが、憂流迦は張り手一閃、キラーチョークスリーパーで絞め落として勝負ありですわーッ!!!

 宮脇負けましたけれども、まさかの憂流迦のライバルに急浮上ーッ!!?いや、この宮脇ならあっていいですわーッ!!!超輝いていましたわーッ!!!っていうか、宮脇ちゃんと強い!!!これ宮脇の評価を超上方修正しなければいけませんわーッ!!!最高でしたわーッ!!!

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