【プロレス全般】ベルト乱立をやめることで生まれる、起死回生の座組みのお話ですわーッ!!!
基本的にはプロレス団体の王座は、ヘビー級シングル、タッグ、ジュニアシングル以外は、誤解を恐れずに言えば、獲っても獲らなくても同じだと思いますわ、価値をそれほど作れていませんので。ですから、無冠の選手をゴミ扱いするファンのプロレス観は、浅瀬でバチャバチャやってる、非常に浅いプロレス観だと思いましてよ。技術を何も見ずに中堅や前座を腐すなですわ。
ちなみに、こんな状況を生む王座乱立につきましても、非常に浅はかなものだとわたくしは思いますわ。ベルトは少なくすべきですの。
例えば、全日本プロレスには、三冠ヘビー級選手権がありますけれども、あれは当時の全日本プロレスにあった3本のベルトを束ねたものですわ。
・力道山ベルトのインター王座
これはエース(鶴田)のベルト
・アントニオ猪木が初代王者のUN王座
これは準エース格(天龍)のベルト
・そして御大ジャイアント馬場のPWF王座
これは鶴田が育ってきてインター卒業した馬場の為のベルト
この3つの戦線にブロディやハンセンを振り分けたら、もうどのベルトが頂点なのか分からないのですわ。だからこそ、三冠を統一して“いちばん強い者が巻くチャンピオンベルト”にしましたのよ。
これにより、安易にWWEのマネをして、価値があるんだかないんだか分からないベルトを新設する現在の新日本プロレス、全日本プロレス、NOAHの運営はもう少し考えた方がいいとわたくしは考えますし、乱立王座獲得に目眩ましされて選手の価値を見誤るファンは、申し訳ありませんけれども浅いとあえて書かせてもらいたいのですわ。団体全体の選手層が厚くても、選手を各王座の闘いに振り分けましたらば、薄い選手層が複数あるだけになりますわ。そんな王座に何の価値がありますの???絶対によくないのですわ。
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