【全日本プロレス】俺たちの本田竜輝の本当の戦いはこれからだ完全版!!!2023年8月21日の新木場大会全試合を観ましたわ~!!!

 皆さまごきげんよう。いつも読んで下さっている方は押忍ですわ。初めましての方は初めまして押忍ですわ。というわけで押忍ですわ。

 さて全日本プロレスが迷走し、大仁田やウナギに居座られて久しい今日この頃ですけれども、先日の後楽園大会を観ましたらば、所属レスラーたちの試合内容は高いクオリティでもってこちらの心を鷲掴みにして来ますので、今回も期待を持って観て書いてをしたいと思いますわ~!!!もう大仁田とかウナギとか眼中にありませんわ~!!!わたくし、大仁田けっこう好きですのに大アンチみたいになっていますわね~!!!ヴァー!!!

第1試合
石川修司 綾部蓮 vs 佐藤光留 田村男児

 佐藤光留について、どうにも皆さまに言っておきたいことがありますわ。これはいつもなのですけれども、入場の際に田村の曲で入って来ますのよね。佐藤はキャリアがあり、実力者でありますし、人気もある選手ですから、自分の曲で入場出来ると思いますのに、そんなことはせずに、田村を尊重しますわ。こういうところで“全日本プロレスへの献身”が見える気がしますわ。フリーでも、こういう選手をファンは信頼するという典型ですわね。いい漢ですわ佐藤光留。

 試合は率直に言いますと、これがアジアタッグ選手権試合であっても満足出来る熱戦だったと思いましたわ。まず綾部が、何だか王道トーナメントにエントリーされてからというもの、気合い入ってて、感情も出るようになっていてとってもいいですわ。序盤、佐藤に足を極められますけれども、デカすぎるお陰ですぐにロープに手足が届くという異次元の存在感を何気に見せてくれまして、こういうところにも、大きい選手が有利というのが隠れているのだと実感しましてよ。まだまだ細さが目立ちますけれども、全日観ている方で、着実に成長している綾部のこと嫌いな人いないでしょ。わたくしももちろん期待していますわ。

 両チーム交代と相なりまして、石川と田村のマッチアップとなりますと、レスリングをやる立ち上がりから肉弾の流れに。石川が田村をショルダータックルでダウンさせましたわ。しかし、田村はジュニアとはいうものの、体に厚みがあり、綾部が狙うブレーンバスターを無理矢理力で返して佐藤に交代したり、終盤には石川をラリアットでダウンさせたり、デスバレーボムを決めたりと、対ヘビー級でもいいもの見せることが出来るところを見せつけての引き分け。大いに活躍して株を上げましたわ~!!!

第2試合
タッグマッチ 15分1本勝負
ヨシ・タツ 井上凌 vs 斉藤レイ 歳三

 VM側の奇襲から始まりました試合で、何気に井上がヒールファイトに直面したのは初めてでは???そしてヨシ・タツ何気にデカい!!!レイが大型に見えませんわ~!!!終盤になると井上が歳三に顔面蹴り、顔面ソバット、アームロックと攻めますが、切り返されて腕十字で惜敗。若手の成長が顕著に見て取れますわね全日本。こういうのでいいのですわ。

第3試合
ZONES ChiChi vs ウナギ・サヤカ SAKI

 ウナギがEVO女の2人を挑発し、ChiChiとZONESが襲撃して試合開始。ウナギを蹴散らして、SAKIをダブルのバックエルボーで倒し、ダブルのエルボードロップ。そしてChiChiが「せーの、えぼりゅーしょん☆」とポーズを取りますがZONESはスンッとして無視してChiChiが「えっ!?」という流れで、2人のキャラが分かるのがよかったですわ。

 その隙を突かれてSAKIのカニ挟みからのウナギの鎌固め式ネックロックを極められたChiChiは、その状態のままSAKIに横っ面を蹴られもして、常にいい表情。ウナギにボディスラム食らう際も足をピーンと伸ばし、フライングメイヤーもコーナー叩きつけも髪をなびかせるいい受け。その後、反撃の胸板エルボー放つ際には躍動感たっぷりに勢いよく連打しまして、メチャクチャたくさんプロレス観て、メチャクチャたくさん練習しているのがうかがえるファイトぶり。カウンターキックでSAKIに一矢報いると、ダメージありつつもジャンピングタッチで交代して、何といいますか「プロレスつかんできましたわね~!!!」とわたくしも思わずニッコリですわ~!!!

 交代したZONESも、入って来たウナギをショルダータックルで吹き飛ばし、ダブルのラリアットで倒して野性アピール、SAKIにコーナーうつ伏せ設置ニーからのリバーススプラッシュ食らってもちゃんと肩を上げていて、以前の弱々しい戸惑った表情がなくなっていますわ~!!!

 これを受けて入って来たウナギは声を出し、串刺しバックエルボーからの、絶叫したままの旋回式フェイスバスターをやりますが、観客はサーッと盛り下がりまして、これを分かっているからこそのウナギの声出しなのでしょうけれども、観客は声につられず、その後のギロチンも盛り上がらずで、ZONESのカナディアンバックブリーカーとChiChiの卍固めが並ぶと拍手が起き、ZONESがウナギをラリアットでブッ倒して大歓声が起きるという状態でありまして、1年目の若手に引っ張ってもらうのはさすがにダメですわ~!!!

 ChiChiがドロップキックからミサイルキック、ウナギ相手にフロントハイキックを打ち合い、カウンターキックで制してブレーンバスターで倒し、ZONESがミサイルキック、ChiChiもミサイルキックでカウント2~!!!ChiChiは追撃を狙いますが空振りし、ウナギのコードブレイカーを食らい、ウナギ & SAKIのダブルキックからスライディングD、ですけれども何とChiChi返しましたわ~(ZONESのカットもあり)!!!最後はハングマンズホールドから変型の弓反らせる技でChiChiの負けですけれども、Evo女、とってもよかったですわ~!!!全然1年目の試合ではなかったですわ~!!!Evo女2人の奮闘とSAKIのちょうどいいファイトのお陰で好試合になりましたわ~!!!なのに試合後ウナギが偉そうにマイク。おぉん……!!?

 プロレスというものは、内容のある勝ちがいちばんよく、次が内容のある負けがよく、内容のない勝ち、内容のない負けはダメですわ。わたくしは、ウナギが内容のある勝ち負けを経験したところを観たことがなく、今回もそうですので、こんな態度は本当にムリですわ。ウナギは諏訪魔に「Evo女の2人に負けたら練習生からやり直せ」と言われたそうですが、勝ったとはいえマジで練習生からやり直した方がいいと思いますわ。選手としては既にChiChi & ZONESの後塵を拝していますので、マジでちょっとやり直した方がいいはず。なのに「(Evo女を)全員倒したら諏訪魔にお願い聞いてもらおうと思ってんだけど~」「(サニーに)いちばん印象薄いんじゃないかなぁ」なんて言っていて、身の丈に合っていませんし、おまゆうすぎて自分が見えていないのがキツいですわ。

 今調べてみましたらば、Evo女の3人って、最近、女子プロの世界線で錚々たるメンツを相手にいっぱい試合していますのね。だからこんなによくなっているのかと納得しましたわ。ウナギも女子の方で下積みした方がいいですわ絶対。何で女子の方で下積み頑張れませんの???まぁ下積みの前にまずは体を作ること!!!あとは試合のセンスがゼロなので、声で試合内容をカバーする小細工以外の全てを頑張ること!!!“試合以外じゃなくてまず試合を何とかする”が出来ませんと。ウナギは順番が全て間違っていますわ。最後になりましたが、“極彩色にかける傾奇者”というニックネームも、思い浮かぶのはターザン山本さんなので何か新しいの考えた方が……。そして諏訪魔に絡もうとしないで下さいまし。藤田和之でどうにも出来なかった相手をウナギがどうにかしようというのが冷めるのですわ。

第4試合
ライジングHAYATO 安齊勇馬 エーグル・ブラン vs 土井成樹 谷嵜なおき 大森北斗

 入場から盛り上がり、ボディチェックの時点で観客の声援がひっきりなしに飛びますわ~!!!

 安齊と北斗のマッチアップで開始はロックアップから。安齊の体と動きがNOAH参戦で明らかに違っていますわ~!!!冒頭のタックル合戦で北斗が当たり強くぶつかろうとする流れをドロップキックで断ち切ったのが、安齊の変化を顕著に表していますわ~!!!以前ならただ流れに身を任せるだけだったはず~!!!

 HAYATOとエーグルは謎の仲の良さで連係もよく、土井に攻め込み、安齊と北斗も以前より2段階ぐらいレベルが上がっていますわ。安齊のエルボー3発目のタメに北斗がカウンターで速いエルボーを合わせてダッシュ、追いかけた安齊のバックエルボー、ダッシュした安齊に北斗がカウンターのジャンピングエルボー、続くローリングエルボーの回転に組み付きフロントスープレックスという返し返しのせめぎ合いには本当に驚きましたし、未来の戦いを期待させるものでしたわ~!!!終盤、安齊のダブルアーム、HAYATOのライオンサルト、エーグルのライオンサルトと華やかな連係も飛び出しましたが、最後は谷﨑に攻め込むエーグルのダッシュをカウンターのインプラントで捉えて終幕。谷﨑がエーグルから取りましたわ~!!!試合後には谷﨑と北斗が土井の持っているアイアンマンのベルトを狙って丸め込み、土井がテーマ曲鳴る中、走って逃げましたわ。ちなみにわたくし、こういうのは全日にはいらないと思う方ですの。世界観は大切にした方がいいのですわ。

第5試合
王道トーナメント1回戦
田村ハヤト vs 斉藤ジュン

 肉弾試合ですわね。レイに比べてだいぶシェイプしているジュンですけれども、相撲の番付ではレイより少し上ですのよね。肉弾初撃や終盤のラリアット合戦で田村ハヤトが当たり負けするというところに、相撲界の底力を見た思いでしたわ。そこからのサイコブレイクは抜けられましたが、ブレーンバスター、ラリアットと行きまして、ペース一気に持って行こうとした追撃のランニングをカウンターのラリアットで止められ、延髄ラリアット、ショートレンジラリアット、走り込んでのラリアットで田村の勝ちですわ。ボディビルと相撲の違いが肉弾の性質に表れていたような、ある種のバランスがある面白い試合でしたわ。

第6試合
王道トーナメント1回戦
諏訪魔 vs 阿部史典

 阿部の奇襲パンチ、諏訪魔のダブルチョップ、ローリングラリアット狙いに絡まる阿部の逆さ押さえ込み、張り手連打、振りかぶりパンチ、諏訪魔のドロップキックで阿部が吹っ飛び、コーナーにぶち当たって跳ね返り、ゴロンゴロン回って、諏訪魔がガッチリ押さえてカウント3~!!!これにはわたくし大爆笑!!!試合時間は24秒!!!面白いですわ~!!!

第7試合
王道トーナメント1回戦
宮原健斗 vs 青柳亮生

 新木場の花道は短く、数秒で入場出来ますのに、宮原の入場に場内大健斗コールで宮原ビックリしぐさ、気をよくして練り歩き、ビッグマッチと全く同じ尺の入場になるという目立ちたがりしぐさでもうお腹いっぱい!!!入場後もリング内をずっと練り歩いていて、ガウンのギラギラが延々目に優しくない!!!対する亮生はいつも通りの落ち着いた表情ですけれども、ドロップキックの奇襲から動き回りかわし合い、そこからハイフライヤーとは思えない高速タックルでバックに回るレスリングテクの片鱗を見せて、リストの取り合いに宮原が持って行くと、手首をしっかり極めて、ハンマーロックに来られるとロープに逃げ、ロープに振ろうとして振られ返すと、宮原のカウンターを前回りでかわして低空ドロップキック、そして顔面ドロップキックでポージングという宮原健斗お得意の流れを逆にやり、宮原が激怒~!!!場外戦で練り歩きヘッドバットが炸裂しまくり、リングに戻っても今度は花道に出しDDT、ヘッドバットと追撃し、亮生コールにイライラしながら練り歩き~!!!起き上がるところをフロントキック、そしてコーナーダウンの亮生に串刺しニー、エルボー連打、素早く串刺しニーとやりすぎ!!!自分のムーブちょっとやられたらこれ!!!おとなげなさすぎで最高ですわ~!!!亮生が虚を突いたドロップキックからのハイフライコンボ、場外に降りた宮原へケブラーダへ行こうとしますが引き落とした宮原はまたもヘッドバット、そして強引なエプロンパイルドライバー。もしかして怒り継続???亮生が定番の動きとトリッキーなアドリブを織り混ぜ、ロープリバウンドのブーメランキック、ここからは宮原のブラックアウトと亮生の旋風脚が火を吹き、亮生が無重力ムーンサルト2発へ。丸め込みを強引に止めた宮原の滞空式ジャーマン、亮生のトリッキーマヒストラルが出ますが、宮原のブラックアウトで亮生の動きが止まり、すかさずシャットダウンスープレックスホールドでカウント3~!!!亮生、前は定番の動きを定番の組み立てで出す試合でしたけれども、安齊と同じく色々変えていて、NOAH参戦(亮生の場合はHAYATA戦)って有意義ですのねと改めて感心しましたわ~!!!

第8試合 メインイベント
王道トーナメント1回戦
青柳優馬 vs 本田竜輝

 俺たちの本田竜輝のテーマ曲がいつからか正統派の全日若手のテーマ曲の曲調になっていまして、いやがおうにも期待感が高まる高まる!!!ロックアップからリストの取り合い、離れるとロープワークから青柳先制のドロップキック、しかし本田倒れず弾丸ショルダータックルで制してロープ絞首刑をカウント4でブレイクする例のムーブに行き、その後の目まぐるしい動きを青柳がDDTで断ち切り、ロープ絞首刑を3方向でやり、新兵器パイルドライバー!!!新しい武器が古い!!!このひねくれが青柳ですわね~!!!

 その後、コーナーで本田に噛みつき、揺さぶって、カウント4で離すアレンジムーブをやる余裕ですが、串刺しエルボーをやればエルボーが返ってきて、ブレーンバスターを狙えば逆に投げられ、スパインバスター、スピアーと、本田は1つ小さな穴を開けると一気に猛攻を始めますわ~!!!

 ですので青柳は強引に垂直落下のジャーマンでブチ切って、串刺しジャンピングエルボー、バックドロップ、ダイビングエルボードロップ、フロントネックロックと行きますが、エンドゲームに行く前にロープに逃げられ、コーナーダイブを狙いますがカットされ、しつこく食い下がられて雪崩式ブレーンバスターが炸裂しましたわ~!!!対角線ラリアットとジャンピングエルボーの交錯から、ここぞで青柳の串刺しフロントハイキックをかわした本田がそのままファイナルベントで抱えると場内から悲鳴が~!!!必死に抜けた青柳、キツいエルボー合戦が始まり、青柳の連続エルボーからのとどめの1発を本田が脇固めで切って取り、ナガタロックⅡへ~!!!しかし腕のフックが甘くロープへ逃げられますわ~!!!走る本田を追いかけた青柳はバックエルボー、えげつない垂直落下のジャーマンですが、本田が立ってラリアット狙い、しかしそれを捉えた青柳がロックボトムでカウント2~!!!

 気合いが入る青柳のロックスターバスター狙いを抜けた本田がショートレンジのラリアットも青柳倒れず、本田がすかさずロープダッシュのラリアット狙いも、キックで阻んだ青柳がスピンキック~!!!カウント2~!!!素早く動く青柳がロックスターバスター、さらにはTHE FOOL狙いですが本田が抜け、しかし青柳はエルボースマッシュ連発からロープに走りますわ~!!!しかし本田がカウンターで丸め込むトルネードクラッチ~!!!カウント2~!!!青柳が後方回転エビ固めでカウント2~!!!

 次を狙う両者のダッシュは本田のラリアット炸裂となり、取り返したい青柳の動きに潜り込んでのエクスプロイダーですわ~!!!さらに走り込んでのラリアット~!!!カウント2~!!!素早く絶叫首斬りポーズの本田が遂にファイナルベントを炸裂させ、三冠王者狩り達成のカウント3~!!!

 そして現れる宮原健斗~!!!三冠獲りを宣言するも、俺たちの本田竜輝が、俺たちを意識した「この会場にいるファン、そして、全日本プロレスTVを観ているファン、そろそろ時代が変わる瞬間を見たいんじゃないのか???勝負は!!!明日だ!!!俺が時代を変えてやる!!!」と宣言ですわ~!!!

 宮原がシチャカチャ言い返しながら去るも、本田コールの中、改めてマイク!!!

「新しい時代の先頭を走るのはこの俺、本田竜輝だ!!!明日も!!!この俺に!!!お前ら!!!期待しとけ!!!」と宣言ですわ~!!!俺たちの!!!本田竜輝が~!!!

 押忍ですわ~!!!

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