【全日本】永田裕志はなぜ船木誠勝に仕掛けたのか

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　さて、前回のnoteで取り上げた永田裕志と船木誠勝のアクシデントの続きがこのnoteということになりますわ～！！！

　永田裕志がなぜあんなカタい試合にしたのか、あの頃の武藤全日の座組みと共に、わたくしなりに考察してみたいと思いますわ～！！！

　それにはまず、船木誠勝が当時所属していた武藤全日本プロレスの当時を思い返さねばなりませんわね。あの頃の全日本プロレスは今と同じく全ベルトが他団体流出という憂き目に遭っていましたのよね。では前年10月23日の両国大会の内訳を書きますわ～！！！

【真田聖也(SANADA)&征矢学が大日本の関本&岡林に負けアジアタッグ流出ですわ】

　何とこの試合後に大森隆男が征矢に「俺と一緒にワイルドを極めよう」と持ちかけ、伝説の名タッグであり迷タッグでもあるGET WILD結成の流れになりますわ～！！！なんそれ！！！

【KAIがDDTのケニー・オメガに負けて世界ジュニア流出ですわ】

　今やスーパースターのケニー・オメガがシリアスキャラになる試しの場がこの頃の全日で始まる座組みですわ～！！！まだ新日時代のスピーディーなスタイルが確立される前のケニーは意外に知られていないかも～！！？

【ムタの入場がももクロのミニライブになっちゃいましたわ】
( ´◔‸◔`)？？？

【ムタ&KENSOがAAAのオズ&クエルボに負けて世界タッグ流出ですわ】

　当時KENSOが全日とAAAを繋げたのでしょうね。オズ&クエルボは悪くはありませんけども、やはり言うてジュニアの体格なので、アジアタッグと逆では！！？という印象がありましたわ～！！！

【諏訪魔が秋山に負けて三冠流出ですわ】

　当たり前のように神試合になりましたわ。敗れた諏訪魔でしたけども、この試合で秋山にインスパイアされたのか、試合のリズムが急激に秋山化して行き、ここから安定感が抜群に増して完全無欠のエースになってしまいますわ～！！！

　……というわけで、当時の武藤全日本プロレスが丸腰になるという、とんでもない鬱展開になりますのよね。今の全日を観ている方ならば強く頷いて下さると思いますけれども、全タイトルマッチ敗北は完全に行きすぎた展開といえ、全日の求心力がガクンと低下したのですわ。ただ、今の全日と違いますのは、武藤全日は目論んでいたことがありましたのよね。それは、“船木誠勝エース体制の樹立”ですわ～！！！