【全日本プロレス】2024年11月9日の東京・後楽園ホール大会を観ましたわーッ！！！【最強タッグ開幕戦】

　ってなもんで、『世界最強タッグ決定リーグ戦』が今年もやって来たわけですわ。戦前はカード弱めだと思いましたけれども、新外国人ベッキオ、サイラス ジャクソン組、解散から4ヶ月でしれっと復活したEvolutionなど、むしろカード強めかもしれませんわ。関本大介のジャーマンに代わる必殺技ビッグバン・カタストロフィを君は見たかですわーッ！！！

【第1試合】
『世界最強タッグ決定リーグ戦2024』Bブロック公式戦
サイラス ハートリー・ジャクソン vs 黒潮TOKYOジャパン 立花誠吾

　入場式からそのまま黒潮組が同時トペ・コン・ヒーロ、立花のダイビングクロスボディがジャクソンに炸裂、しかし黒潮のミサイルキックが誤爆し、ジャクソンが立花にラリアット。立花は抵抗の丸め込みでカウント2。ジャクソンがクロスボディ、セントーン。しかし立花が回転エビ固めでカウント3ですわ。

　試合後、サイラスはイスを次々リングに投げ入れ大荒れ。さらにレフェリー、実況席の青柳亮生を襲撃。亮生は「危ない！！！もう帰る！！！」を連呼しますが、観客の亮生コールに意を決してヘッドセットをつけて座る小芝居。さすがの青柳家ムーブですわ。

　体格差がエグいぐらいあり、黒潮組がボコスカにやられて秒殺されるかと思いきや、上手いことやりましたわね。ジャクソン、デカいですけれども、全日では中型の186cmで、立花に対処免疫があったことが功を奏しましたわね。立花は同程度の体格ですとハードヒットなエルボーで行き、ヤンキーハンマーでガツンと一撃して勝負決めますけれども、デカい相手には粘ってクイックでカウント3取るっていう戦法に完全にシフトするので、比較的詰めが甘いジャクソンに今回はハマったという。とはいえ、次はなさそうな勝ち方なので、ジャクソンが立花のGAORAに挑戦してきたらヤベェですし、付け狙われる理由は十分なのですわ……！！！