別に言葉にするまでもない事を文章にしたくなる時があったのだけれど
上村さんのインスタってチルですよね
と最近言われたのである。
…かつて『インスタ映え』という概念が凄く面白いな、と思っていた。
自分がいいなと思ったもの、
飛び切り魅力的だと感じた色や景色を『これが映えってやつかな?だよね?』みたいな感じで、後ろや周りをチラチラ見ながらインスタグラムにアップする。
チラチラ見るまわりの人は特に誰かを想定しているという事もなかった。
その時に『いやこれは映えじゃないよw』みたいな事を何度か言われた事があった。
バカにする意図ではなく、普通に『映え』とは違ったのだと思う。
あれ?これ映えじゃないんかー
特に映えに憧れていたわけでもない私は
次は自分の思っていた『インスタ映え』と世間一般の『インスタ映え』というもののズレの部分に興味が湧いてきた。
そういや海辺でささやかな誕生日パーティをした、というのがありましてね
まぁ字面もやけど、その一部だけを切り取ったならそれはそれは多分一般的にも相当キラキラな映えだったんやけど
何故このメンバーで?みたいな不思議なメンバーで主役は終始眠たげで、ランチのハンバーガーはトンビに掠め取られかけて浜辺に落ちてしまった(笑)
かと言ってそんなに残念な思い出でもなく。
もっと言うと
その仕方ないハンバーガーを改めてトンビにくれてやろうと高く投げる瞬間
背景にはそれはそれは凄く晴れた水平線が広がっていて
あー
なんだかんだ
結局こういう景色の記憶が、死ぬ間際に出てきそうやなぁ、と、思ったのだ。
今でもその気持ちと共にその景色を思い出す。
そしてそういう景色を誰かに見てもらう事で同じような気持ちを共感したり、
自分自身で時折思い出せるように覚書のようにココに置いておきたいというのが
私にとってのインスタグラムで、インスタ映えだったのだと今気づいた。
そしてそれがもしかしたらチルなのだろうか。
ただ、それがチルなのかはわからないけど、同じようにわざわざこうして別に言葉にするまでもない事を文章にしたくなる時があったのだけれど
いい機会だからこれからはそんな事をこのnoteに書いて行こうと思います。
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