木を見て、森も見る
奈良北部までの行き来は未だに大変ですが
村の中でも楽しいことや気づきは色々あります
下北山村の『作業道見学会』に行ってきました🌲🌲🌲
上を見てみて
というので空を見上げる
空までのびる幹、空を覆うような葉
あの葉があるから雨水は葉が受け止め、そこから木を伝って優しく地面に落ちてくるけれど
あの葉に隙間があると、雨水が直接強く山肌に当たる事になるから、地肌が緩んでしまう
だから道を作るときにはなるべく隙間がないようにしなきゃならない
物事には全て原因があって、
だからこそ、知識がある人のやる事には全て理由があって
だからこうなる、という結果があるんだな〜というのを自然に近い場所にいると強く感じる
だから自然に近い場所で仕事をする人は
自然のことを沢山たくさん知らなきゃならない
🌲🌲🌲
この村に来てグッと身近になった『林業』という言葉
農業や土木などの人間の礎に関わるお仕事は皆尊い🙏と思っているもので、感謝と尊敬の念は常に絶えぬわけだが、
具体的な細かい部分まで良く分かっていなかった
どんな仕事でもそうやけど、メインの部分に至るまでの瑣末な部分に苦労が宿る事もある。いやその方が多いかもしれない
下北山村の協力隊がやってるお仕事の中で
「山主さんや、地元の人と直接お話ししたり提案したりする。それが大変だけど大事な事だと思っている。」というくだりに思うところありあり
🌲🌲🌲
そして案内してくれた森のびさんは協力隊の卒業生
今も、森と村の子供達とを仲良くさせる機会を沢山作ってくれる
子供たちは難しいことはまだわからないかもしれないけれど
「森で遊んで楽しかったなぁ」って想い出や気持ちだけでもずっと持っていくのだろう。そんな時、本当に村の子供達を羨ましく思う
🌲🌲🌲
見学会の帰りは子供たちが夢中で作ったという
ボーナスステージのような可愛い道を歩いて帰った
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