シンガポールで初めてK-POPのライブ【 NCT127 】に行った話
シンガポール在住4年目にして初めてK-POPのライブ(NCT127)に行ってきました。楽しかった!!日本でのライブと違うところや同じところなどウヒョーとなったことがいくつかあったので書いてみたいと思います。
私とK-POP
かつてBIGBANGと東方神起を中心に東京ドームのライブにはよく行きましたが、彼らが兵役に行ってからは足が遠のき、今ではいろんなグループを広く愛でるライトなファンです。
唯一、SuperM(SMエンタが最強メンバーを集めたチーム)にはハマっていたため、そのメンバーでもあるテヨンさんとマークがシンガポールに来る!ということで今回の参戦となりました。なのでNCT127については初心者です。
チケット・座席について
ライブ3日前に参戦を決めたので見切れ席しか残ってませんでしたが、それでもチケット代は228SGD(約22000円)でした。東京ドームの倍!ちなみにアリーナ席は288SGD、見切れ席の2階の一番安い席でも168SGD。
しかし会場のキャパは12000と東京ドームの4分の1なので、ステージもメンバーも近い!この近さなら2倍でもありかな?
2万円って大人でも結構な額ですが、客層は半分くらい10代で国外からも多数来ていて、みんな気合入ってるなと思いました。
私が座ったステージ脇の見切れ席(薄オレンジのエリア)には空席があり、ライブが始まると周りの客が係員に「(空いている席に)詰めてもいいか?」と尋ねていました。さすがにダメだろと思ってみていたら、係員は両手を挙げて「オレは知らないよ」的ポーズをしたので、みんな一斉に前に移動!その流れに巻き込まれ私も前へ。ゆるいなあ!おかげで、踊るテヨンさんを80mくらいの距離で見れました。ダンスが肉眼で見れるのは最高ですね!
駅のセンイル広告
会場のあるスタジアム駅には、ドーンとテヨンさんの誕生日(7/1)を祝う壁紙が!
これって韓国やタイでよく見る、ファンがお金を出してる広告ですよね?シンガポールではじめてみたけど、やれるんだなあ!デザインもクールでイイネ!
ペンラについて
ライブ参戦には欠かせない、NCT127の専用ペンラをゲットするため、当日朝にKpopグッズ店 Infinity KPOP へ。しかし、やはり売り切れ・・・がっかりしていると店員さんが「ライブ会場に売ってるよ!」と教えてくれました。ここの店員さんは親身になってくれてオタクの味方です。お店の場所もライブ会場のあるスタジアム駅の隣駅にあり、まるで新大久保に寄ってから水道橋に行くみたいなノリで会場入りしました。
会場に着くと、たくさんのファンが集まったり座ったり…東京ドームのまわりとおなじですね。見覚えのある白テントのグッズ売り場に、ペンラをゲットすべく汗ダラダラで30分並びましたが、途中で「カード以外は全部Sold Out」とスタッフが叫び、ゲットならず残念・・・。
手ぶらで応援するのもさみしいとおもっていたところ、周囲でファンの子たちがうちわやカードなどのオリジナルグッズを売っていて
その中にライトを発見!
実際、スマホのライト振っている子やスティックのケミカルライトの子もいたのでこのライトでも全然OKでした。本物と違って自然に色は変わらないので、自分でボタンを押して青とかにしないといけませんが・・・
日本にいたころは、こういう「公式」じゃないものを使うのは恥ずかしい、事務所と本人たちにお金を落とさなくちゃ、という考えの中にいたのできっと買わなかっただろうけど、今はむしろこの手作り感が愛しく、ついうちわも買ってしまいました。
ライブ中
開始時間になるとみんな興奮状態、誰も登場していないのに照明が変わっただけでどよめきが起こっていました。ここらへんは日本のライブと同じですね(いまは歓声禁止だそうですが・・・)
アリーナ席の観客は、センターステージにメンバーが来るたびにどーっと移動するのが見え、盛り上がってるな~と感じましたが、私のいるスタンド席はほとんどが座ったままで、とてもマッタリ・・・。
その昔わたしが参加した日本でのライブは、どんなにスタンド席の隅っこでも3時間立ちっぱなし、ペンラを激しく振ってメンバーと共に声がかれるまで歌い踊り、全身全霊をライブにささげたものですが、シンガポールのスタンド席のみんなはリラックスしてマイペースで楽しんでいるようで、ずいぶん違うな・・・と思いました。あと、多くの人がペンラを振るより撮影に忙しそうでした。
撮影について
私も日本にいたころは、海外のライブで撮影された写真や動画がSNSで流れてくるのを楽しみに見ていたので、日本以外は撮影できるんだなあ~と思っていましたが、チケットサイトによればシンガポールでも撮影禁止みたいです。実際「撮影禁止」のパネルを掲げたスタッフがあちこちに。でも積極的に注意はしないんですよね。私の前の席の子は最初からずーっと2時間くらい撮影していて、スタッフも近くまで来たけど特に何も言わず。ゆるいなあ!
でも実際、こうして撮影された写真や動画が無料で出回ることで、お金を使わなくても誰でも気軽にKPOPに触れることができ、結果的に世界中にファンが増えるという側面もあるので、事務所側も容認してはいるのでしょうね。
逆に日本はお金を使って買う人がたくさんいるからこそ、売り物になるので、撮影を厳しく禁止しているのでは・・・。
終わりに
初めて海外ライブ一人参戦でしたが、とても楽しかったです。アジアのシズニのパワーを感じられたのが良かった!
テヨンさんとマークは超絶カッコ良かったし(The Himarayasを生で観れたのは感動、、、)NCT127がこんなに芸術的なパフォーマンスをするグループだという事を知ってとてもシビれました。
特にジョンウさんのMCは独特で素晴らしかったです(シンガポールのご当地ネタをちゃんと入れたコールアンドレスポンス!)
シンガポールなのでMCも英語が多かったのですが、英語が得意ではないメンバーが頑張って話す英語がすごく心に響いて、私も勉強頑張ろうと思いました。
シンガポールに来てくれてありがとうイリチル!!
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