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「書く」情熱がなくなってしまったwebライターのお話し。

こんにちは。はじめまして。
安快(ヤスココ)といいます。
私は確か2016年くらいからwebライターとして「書く」ことを生業としてきました。

しかし2022年の暮れくらいから、徐々に「書く」こと自体がストレスになってしまいました。
「書く」ことが大好きだったはずなのに、どうして書くことがつらくなってしまったのか、自分でもまだ言葉にできない部分もあります。

それでもここに「書く」という作業を通して、そろそろ自分の想いを言語化したい。
そんなことを思うのも、ライターとしての性(さが)でしょう。

webライターとして書くのがつらくなったわけ

どうして私は書くのがつらくなってしまったのか。
簡単にいってしまえば「反応がない記事を書くことに疲れた」のだと思います。

私はwebライターであり、おもにSEOに特化したライティングをしていました。
つまりGoogleが特定のキーワードを検索したときに、記事を上位に表示してくれるような記事を書きます。
Googleが記事を上位表示してくれるためには、いろいろな条件があるし、その時々で条件も変化するようです。

Googleに好まれるようなキーワードを散りばめながら、読者にわかりやすく解説する。
そのために他のサイトやSNSを使ってキーワードに関する知識や情報を調べるという作業を行います。

私は元々、調べた情報を自分の頭で整理して、わかりやすく人に伝えるという言葉を紡ぐような作業が好きでした。
だからwebライターという仕事自体も7年もやってこれたんだろうと思います。
しかし繰り返し、繰り返し、同じテーマで記事を書いても何の反応も自分には返ってこない。
そのうち自分が何をしているのか、誰に何を伝えたいのかがわからなくなりました。

「嫌い」を繰り返していると仕事はなくなり、実績もなくなる

気づけば記事を執筆している間に「嫌い」「こんな文章嫌い」という言葉で頭がいっぱいになっている自分に気づいたんです。

ネガティブな言葉に支配された仕事。
そんな仕事がうまくいくはずはありません。
そもそもそんな気持ちで書いた記事、クライアントさんにも大変失礼だし。
最終的に、6年間継続していたライターとしての私の仕事は、ほぼなくなりました。

新たに仕事を探そうとしても、もうSEOライターとしてやりたいことがわからなくなっていました。
クラウドソーシングサイトからも離れ、個人的にクライアントさんと取引するようになった今、6年前にたくさん作ったはずのクラウドソーシングサイトでの高評価も、すでに削除されていましたし。
ポートフォーリオとして執筆した記事も「私の人生にはもう必要ない」と思って、何年か前に全て削除してました。

つまり私はライター7年目にして、何の実績も証明できないwebライターになったのです。

アホでしょ。
いや、アホすぎるでしょ。
自分でも笑っちゃうくらい、アホだな〜って思います。

初心に戻ってwebライターをやりたいか?答えは「No」

新しいクライアントさんの案件をとるにも、これまでの実績を見せることができません。
SEOライターとして活躍するのであれば、まずはポートフォーリオを作成しコツコツとクラウドソーシングサイトで高評価をもらう必要がある。
またSEOライターとして、そんな地道な活動ができるのだろうか…。

自分の中での答えは「No」でした。
誰のために何をしているのかがわからない、webライターとして記事を書き続けることがつらくなってしまったんです。

誤解のないように言っておくと、別にwebライターという職業が悪いわけではありません。
「クライアントさんが喜んでくれるような記事を書きたい」
「読者の『困った』を解決したい」そんな志(こころざし)をもって仕事に取り組んでいる素晴らしいライターさんもたくさんいますからね。

しかし、私にはその気持ちすらなくなってしまったのかもしれない。
結局ダメなのはwebライターという職業ではなく、自分。

心が折れてしまったんだと思います。
「もうwebライティングはやりたくない」
6年もwebライターをやってきて、そう思ってしまったんです。

そして燃え尽きた無職の自分が今の自分

仕事がなくなってからしばらくは…というか、今も無職状態。
実際には長年お世話になったクライアントさんがお仕事を少し下さっていた状態でしたが。
仕事に嫌気が差していた私は、そんなクライアントさんのくださったお仕事にも集中できずな状態で…。
シンプルに「燃え尽きた」みたいな精神状態になっていましたね。

お仕事が激減してからも、何か新しいことをやりたいとも思えない状況。
どんどん貯金は目減りしていく。
子供も2人を養わなければならない焦りの中、一刻も早く働かなければならないのに、なにもやる気にならない。
どうしよう。
そもそも私はなんで生きてるんだろ…。
ちょっと前まで、私はこんな感じで超ネガティブな状況に陥ってました。

自宅に引きこもってYoutube見てたら再びやる気が湧いてきた

人間やることがなく、家に引きこもっているとどんどんネガティブになるもんです。
仕事をしていない自分は、自尊心が削がれ、肯定感も低くなり、稼げない日々だけが経過していきます。
そうしているうちにどんどん無気力になっていきました。
そんなこんなで、早や4ヶ月。

なんとなくみていた某社長Youtuberが「webライターは稼げる」みたいなことを発信していたんですよね。
で、何年もwebライターをやっていた私としては
「稼げなくはないけどさ、めっちゃ稼げるわけではないよね…webライターって」っていうのが率直な感想でした。

しかし、その社長は
「webライターでも、数十万円程度しか稼げない人は多い」
「でも、実際に売れる記事が書けるwebライターは重宝され、単価も高い」
「我が社でもそんな『売れる記事がかけるwebライターがほしい』」
みたいなことを言っていたんです。

もうね、目から鱗(うろこ)がポロンポロン出ましたよ。
私はこの何年間も、何やってたんだろうってさ。
年間で900記事以上書いて、年間で200万文字以上も書いててさ、
私は一体今まで何を書いていたんだろうって。
もう、本当に「目が覚めた」って感じです。

「売れる記事」っていうのは、「人の心を動かす記事」です。
私が書いていたのは、人に何か行動を促すための記事じゃない。
わかりやすく説明して、「どう?わかった?やってみてね。」っていうだけの記事。
私の記事を読んで、人の心が動いたのかどうか全くわからない記事。

私は自分で記事を書いていて、やっぱり手応えみたいな何かが欲しかったんだ。
そんなことに気づいた瞬間に、セールスライティングをしっかり学びたいと思うようになりました。
これまで学んできたSEOライティングの知識も活かしながらできる、セールスライティング、最高じゃん!!

そしてセールスライティングというものを知る。でも何も知らない

でもさ、セールスライティングってどうやって学べばいいのさ?
っていうか、セールスライターとかコピーライターってさ、どうやってなるのさ?

ということで、これから試行錯誤しながらセールスコピーライターを目指していきます。

40歳。まだまだ旅は始まったばかり。



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