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海外移住は本当に人生を豊かにするのか?

今回の対話では、カナダ出身のDさんがベリーズへの移住について語ってくれました。55歳で引退し、新たな人生の舞台を中央アメリカに位置するベリーズに移したDさん。豊かな自然、文化の多様性、そしてその暮らしやすさに感動したと語るDさんの経験談を詳しくお届けします。

ベリーズ移住のきっかけ

安河内(Y): なぜ55歳で引退し、ベリーズに移住することを決めたのですか?

Dさん(D): 私たちの目標は「もっと生きて、少しだけ働く」ことでした。だから、55歳で夫と一緒に仕事を辞め、引退生活を始めることにしたのです。そして選んだ場所がベリーズでした。ここでは生活費も抑えられ、私たちが望んでいたのんびりとしたライフスタイルが実現できました。

ベリーズの魅力

Y: ベリーズという国について教えてください。

D: ベリーズは中央アメリカにある小さな国です。北はメキシコ、西はグアテマラ、東はカリブ海に面しています。自然がとても豊かで、世界的に有名なブルーホールやマヤ文明の遺跡があるんですよ。それに、英語が公用語なのでコミュニケーションの心配もほとんどありません。

Y: 英語が公用語なんですね。それは移住者にとって大きな利点ですね。

D: その通りです。また、ここでは土地や家を比較的安く手に入れることができるのも魅力の一つです。例えば、私たちは森の中に自分たちの家を建てましたが、その費用はたったの5万ドル(約700万円)でした。日本やカナダと比べると信じられない価格ですよね。

ベリーズでの暮らし

Y: 実際の生活コストについてもう少し教えていただけますか?

D: ベリーズでは生活費がとても安いです。例えば、新鮮な果物や野菜が驚くほど安価で手に入ります。マンゴーやレモン、ライム、パパイヤが特に美味しいですよ。それに、医療も無料なんです。私が肺炎で病院に行ったときも、すぐに診てもらい、レントゲンや心電図の検査も受けました。それなのに一切お金がかからなかったんですよ。

Y: 医療費が無料とは驚きです。それはすべての人に提供されるのですか?

D: はい、移住者も含めてすべての住民が利用できる公共医療制度です。私自身、この制度にはとても助けられました。

外国人の移住について

Y: 移住のプロセスについて教えていただけますか?

D: ベリーズに移住するためには、観光ビザを延長しながら1年間滞在することが必要です。その後、永住権を申請できます。また、英語を話せること、犯罪歴がないことが条件です。手続き自体はそれほど複雑ではありません。

Y: 移住者にとってベリーズは住みやすい場所でしょうか?

D: もちろんです。ベリーズは外国人を歓迎してくれる国です。私たちのように移住して何年も暮らしている友人もたくさんいます。

Y: Dさん、ベリーズについて非常に興味深いお話をありがとうございました。これからベリーズを訪れることを真剣に検討したいと思います。

D: ぜひ一度訪れてみてください!ベリーズの自然、文化、そして生活のしやすさに感動すると思いますよ。

Dさんの話から、ベリーズが自然豊かで魅力的な国であることがよく分かりました。生活費の安さや英語が公用語であること、さらに移住者を受け入れる寛容な文化が、海外移住を考える多くの人々にとって魅力的なポイントになっているようです。また、医療費が無料という点も大きなメリットです。Dさんの経験談は、海外での新しい暮らしを夢見る人々にとって希望となるでしょう。

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