それぞれの90歳
私の友人の中の90歳代が3人おります。
Aさん97歳,私の親友のご主人です。親友は三年前に90歳で
他界しました。その後お一人ですが,介護の方がきてくれています。
年齢もきてますので、運動機能は衰えをかくせませんが,頭脳は明晰で人との会話が大好き
なので,時々私は話を聞きにいってます。戦中,戦後の苦しかった話を聞かせてくれるのです。
最近歩行がうまくいかないことを嘆いてますが,泳ぎはシニアのチャンピオンなのです。
Bさん92歳,私と区民教室でしりあいで、25-6年ほどのお付き合いです。
ご主人に先立たれ,お一人で介護師の方のお世話になつています。
本が好きで,特に古代史に興味をもち、お孫さんと三内丸山遺跡へ行ったり,貝塚を見に行ったりしておりました。体調はやはり歳なりで,時々入院しております。
Cさん90歳 彼女とはお互いの娘や息子が小学校一年生のときのPTAのお仲間で、かれこれ
半世紀以上のお付き合いです。若い時は苦労の多い人でしたが,今は自分の気に入ったホーム
におります。自分のことは殆どできますので,時にはシルバーカーを押しながら電車に乗り
上野でお食事一緒にすることもあります。いつも他人に不快な思いをさせないように,身だしなみに気を付け,身体の具合はそれなりですが、ホームが病院と直結しているので安心のようです。いつも自分の置かれている状況に感謝を忘れず過ごしているようです。
季節ごと素敵な葉書で達筆なお便りをくださるひとです。
三人ともスマホを使ってますが、電話機能のみを使い,メールもしません。
ほかのデジタル機器はないのです。
好奇心旺盛で前向きなのに、ちょっと残念。
けれど三者さんよう、私の大事な友人です。
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