やすこが「歌い人」を選んだ理由③ ~カインドアイランドでの事業編~
誰かのために存れる私でいたい。
そのために私ができることを、生きているかぎり精いっぱいやっていこう。いつか迎える最期の瞬間まで、精いっぱい周りの人たちに恩返しできる存在でいたい。
私にとってエンタメは生きる希望をくれた世界。
私の声や私の歌、私の存在を好きだと思ってくれる人が1人でも存在するなら、私はまだ生きられる。
大学卒業後は30歳まで国語科の教諭という、エンタメとはかけ離れた印象の場所に身を置いていました。
が、私はその場所でもエンタメがあると思って過ごしていました。
授業だって、生徒にとっていかにあっという間に過ぎる時間にするのか。
いかに知識としても心の成長としても人間的な成長としても学びのある時間と空間にするのか。
眠たくなるような授業ではなく、ワクワクする50分間を提供する。
ある種のエンタメだなぁと感じていました。
教諭を退職してからは再びエンタメの世界へ。
歌ったりMCしたりお芝居したり、新しいこともたくさんありました。
エンタメの世界に触れながら本格的にボイストレーナーの勉強をスタートさせたのもこの頃です。
ずっとずっと悩みの種だった自分の「声」の原因と治療法がわかり、私は今の「声」そして「歌声」を、やっと手に入れることができました。
紆余曲折ありながらもエンタメ界へと携わり続けてきたやすこ。
私が自分の「声」を手に入れた方法や、携わってきたエンタメ界の知識や経験、人脈などによって、より一層多くの人の日常や仕事を豊かなものにしていきたい。
いつしかそんな目標ができていました。
そんな思いを胸に
エンタメ系カルチャースクール『カインドアイランド』を設立。
素敵な仲間に恵まれました。
私は、そこでボイストレーナーも兼業しています。