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2023(R5)年 1月~

1月6日管理部長から電話
 管理部長「年末に送ってもらった文章を読ませていただきました。永井先生が言うように、もう、市教委が行って謝るしかないのかなと考え始めています」
 私「でも、それをすると、この校長には校長としての職務を全うできないと決断したということになりますよ。それは校長がまた市教委を逆恨みするんじゃないですか?それよりはもう、裁判所に判断してもらって、そこからスタートした方がいいと思います。校長が正しくないことをして被害を受けた教員がいる。市教委から指導を受けてやっと校長は自分が正しくないことをやったことをしぶしぶ認めた。でも校長は被害者に対して謝罪も対応もしない。ぼく達は校長がごめんなさい、次からは気を付けます。と言えばそれで済んだ話だと思ってます。でも、校長がそれをしないんだから、このことを裁判所に適切に判断してほしいと思ってるんです。そしてその裁判の結果を受けて、市は適切に対応をすればいい話だと思ってます」
管理部長「わかりました。また校長と話をしてまた連絡します」

1月23日
 2週間以上経っても連絡がないので、裁判所に出す訴状を作成して、市教委にこれを出そうと思うので、間違っているところがあったら連絡くださいと以下の文章を送った。

管理部長様
 校長は適切でないことを行い、教職員に不当な事を行ってしまいました。それを指摘してから、2年以上経ってやっとそれを認めました。そして
 ①名簿を作る際に適切な同意の取り方をしなかったことを説明し、
 ②同意してないのに載ってしまった人への対応を示し、
 ③その人たちに謝罪する。
そして8月末に、教諭A・Bから不当な事をされたので訴訟を考えていると誤解されかねない発言をしたことに対して
 ④その誤解を解き、
 ⑤教諭A・Bに謝罪する。
ことを約束したと思うのですが、やはり校長にはその約束を守る気は全くないと思われます。(⑤については約束をしたわけではないと思いますが、当然そうすべきだと思っています)
 教諭Bに対しても、私が「なんで謝らんの?」と聞いてもいろいろと言い訳をしていましたが、結局「謝るべきだったと思います。」とだけ言って、謝罪の言葉はありませんでした。
 この件は何度も言うように、教諭Bが間違いを指摘した際、校長がちゃんと調べたり、市教委に相談すれば防げたことです。それをしなかったとしても、その後、自分の間違いに気付いた際、当事者に誠意をもって対応すれば終わった話です。それができないのであれば、校長として学校に居続けさせるべきではないと思います。それでも市教委が校長として居続けさせるということに、不信感を持たざるを得ません。

 訴状ができたので、これを来週金曜日に裁判所に提出しようと思います。おそらくまた、いろいろと不備を指摘され、受け取ってもらうのはその次の週になると思います。間違っている所があったら、来週の木曜までにご連絡ください。
 何度も言いますが、校長は自分が間違ったことをしたと思っていません。まずは裁判所に、この件が違法であることとその被害額を判断してもらい、それを前提として、話を進めるべきだと思います。もちろん、校長は違法なことをしていないと判断されたなら、私たちは、自分たちが間違っていたことを素直に受け止め、ちゃんと謝罪し、処罰を受けたいと思っています。

1月26日
 管理部長から電話があり、もう1度校長と話をして、ちゃんと謝ってもらうので、もう少し待ってほしいと電話があったが、次のようにメールを送った。

 今までに何度もチャンスがありましたが、それを校長が全て蹴ってきました。そして、11月30日が最後の場だったはずです。それでこの結果なのですから、この事実をちゃんと受け止めて欲しいと思っています。市教委がなんとか内部で収めたいと努力しているのはよくわかりますが、当の校長にその気がないので、これ以上時間をかけるのは無駄でしかないと思います。ですが、もう1度、やってみたいというのでしたら、早急に校長と話をしてください。そして、来週の金曜までに、校長自身に教諭Bと私に「謝罪して、もう1度チャンスをください」とお願いさせてください。その場で私たちは、校長を責めますが、それでも校長がきちんと誠意ある対応をするのなら、もう1週間待ちます。
 そこで校長が誠意ある対応をしないなら、金曜日に裁判所に行きます。前回にも言いましたが、その場では不備を指摘されると思うので、受理されるのは翌週になると思います。もちろん、その場に市教委の方が同行しても構いません。
 私たちも内部で収めたいと思っていたのに、残念でなりません。この事案が市教委から他の部署に移ると思いますが、その部署の方に、申し訳ないのですが、よろしくお願いしますとお伝えください。

1月27日(金)9:00
 管理部長から、校長と話し合いをしてまた連絡しますとメールが来た。

1月27日(金)23:30
 管理部長からメール
「今日校長と2回話をしました。月曜にも話し合います。その後改めて連絡します」

2月1日(水)22:00
 管理部長からメール
「まだ話し合いが続いています。明日連絡します」

2月2日(木)9:30
 私から管理部長にメール
 「不毛な時間が過ぎていくばかりで大変お疲れのことと思います。とりあえず、明日、私が裁判所に行ってきます」

2月3日(金)午前
 総務課長から「今日12時半に校長との話し合いの場を持って欲しい」と電話があったので「私は12:35まで授業で、午後は13:20から授業です。昼食をとる時間がないんですけど」というと「校長が12時半が空いてると言っているので、それでお願いします」とのこと。電話を切って、管理部長にメール
「時間のない昼休憩にするのはリスクしかないと思います。せめて今日のぼくたちの授業が終わる14時半にした方がいいと思います」
管理部長から返信「14時半に行きます」

2月3日(金)14時半校長室にて
 校長「すみませんでした。謝罪文ができたので見てください」
私「その前に、なんであんなふざけた文章を見せたんですか?」
 校長「同窓会名簿の件は別だと思ってた。教諭A・Bへの謝罪文だけを見せればいいと思っていた」
私「はぁ!? (管理部長に)そういう話でしたっけ?」
管理部長「いえ、私も全部を見せると思ってました」
私「ぼくが12月半ばに、早くしてくださいと言ったときに校長は、鋭意作成中で同窓会名簿の件と一緒に済ませたいけ、もうちょっと待ってと言ったじゃないですか」
 校長「それで時間がかかり、見せるのは教諭ABへの謝罪文だけだと思ってた」
私「じゃあ、まず、謝罪すると約束してからここまで時間がかかったことと、教諭Bに対して行ってきた不誠実な対応について謝罪してください。」
 校長「申し訳ありませんでした」
私「じゃあ、謝罪文を見せてください。また教諭B先生と相談して連絡します」

2月6日
 校長室にて、校長・教頭・私
 謝罪文の前半が言い訳だったので、その部分は削除して、なぜこんなに時間が経ってしまったのかを書いてくださいと伝えた。それから、同窓会と印刷会社に渡した名簿はちゃんと破棄してもらってください。「それはもう破棄してもらってます」「じゃあ、そのこともちゃんとみんなに言わんといけんと思います」

2月15日
 校長室にて、校長・教頭・私
 謝罪文の訂正されたものが不十分と感じ、「この事案がこのように長引いたのは、校長の法令遵守の姿勢の欠如と間違った法的解釈が原因であるとはっきり言ってください」と伝えると、「それはちょっときつ過ぎると思うので避けてもらえんかな?」と言うので「それは言ってもらわんと困ります」と返すと「それを言わんかったらどうなるん?」と校長。それで私は「市教委に校長は私たちが望むような謝罪をしませんでしたと報告します」と答えた。

2月
 校長室にて、校長・教頭・私
 なぜ、謝りませんと宣言したのに謝ることにしたのか聞くと、校長はやはりこの件はグレーゾーンで弁護士によって見解は異なると主張し、「同窓会の弁護士は違法ではないと言っているが、私の上司である市教委には従うべきだと考え、謝ることにした」と言った。それで個々にはちゃんと謝罪するんですか?と聞くと、「えっ?一人一人に謝罪せんといけんの?」と言うので「そりゃ、当然でしょう。全体の場で謝っただけじゃいけんでしょう。個々に謝っても、もしかしたらその人が『それじゃ許さん』と言ったらどうするんですか?」
校長「でも、個々に謝るのは難しいじゃろう」
私「いや、これから全職員の面談があるんでしょ。そのとき謝ればいいじゃないですか」
校長「ああ、そうか。じゃあ、そうさせてもらいます」

2月 校長室にて
 校長「全体への謝罪文はあれでええかの?」
私「ちょっと待ってください。教諭B先生ともう少し話をしたいので」
 校長「じゃあ、面談で個々に謝罪というのはどうしょうか?」
私「それはしといた方がいいと思います。裁判とかになった場合、個人に対して謝罪をしたという事実があった方がいいと思いますよ」

 年度末個人面談が行われたが、この件に関わっている私・教諭B・C・D・E全員に対して、校長本人が面談を実施せず、教頭に代行させ謝罪させた。

3月16日
 人事異動の発表があり、教諭B・Cが異動となった。これが校長と市教委の判断かとあきれてしまい、校長に「もう、謝罪は結構です」と伝え、管理部長に「私たちはやはり訴状を出します」と伝えた。

3月17日
 管理部長が教諭B教諭に、もう少し話をさせてくださいと電話があったが、教諭B教諭は「もう話すことはありませんがこちらに来るなら対応はします」と応えた。

3月28日
 管理部長、総務課長、教諭B、私で本校応接室にて
管理部長「人事異動の件は方針に則って適切に行われたと思います」
 私「いや、どう考えてもおかしいでしょう。約30人の異動対象者がいて、その中で異動したのが教諭BとCだけ。しかも代わりに来たのは1人だけであと1人は臨時採用。正しい主張をした教諭B・Cを出して、法令違反をした校長を残した。市教委が総合的にそれがいいと判断してそうしたんだから、それでいいんでしょう。だったら私たちも、損害を受けた分だけ請求させてください」
管理部長「校長はちゃんと謝罪はしましたか?」
 私「いいえ、ぼくがもう謝罪しなくて結構ですと言いました」
管理部長「校長にはちゃんと謝罪するように言います」
 教諭B「それは市教委、校長としてやるべきことだと思うならやってください。だからといって私たちが校長を赦すという気持ちになることはないということは理解してください」
管理部長「わかりました。ちゃんと謝らせます」

3月31日
 職員朝礼にて校長が私たちと途中まで添削した文章を読んだ。しかし、当の本人である私たちへの謝罪はなかった。そしてまた、同窓会名簿にはシールを貼るとかの対応をすると言っていたが、何も行われていない。

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