7/30 香格里拉
朝食後、バスターミナルに自転車を取りに行き、組み立ててみて愕然とした。前輪がゆがんでいる!!スポーク4本が内側にへこんでいる。機内でどこかにぶつけられたか、スーツケースをぶつけられたのだろう。自転車を機内に預けると、特に中国の空港の場合には、こういうリスクがかなりの確率で付いてくる。このままじゃあ、とても走れない。自転車屋を2軒回ったが、どちらも「直せない」とつれない返事。仕方ない、自分で応急処置をしてみるか。日本を出る前に振れ取りをしてもらっているので、スポークはピッチリ締まっている。これ以上締めたらスポークが切れるかもしれないので、緩めるように調整していく。なんとかリムがブレーキシューに当たらない程度にまで調整できた。これでなんとか麗江まで走れそうだ。気を取り直して、30㎞ほど走ってみた。自転車は大丈夫だ。でも、空気が薄いせいか、ちょっとした上りでも脚がだるい。裏山に上ってトレーニングしているときは軽い方から4番目のギアしか使わないのに、裏山よりゆるい坂でも一番軽いギアを使わないと上れない。徳欽に行かなくて正解だった。
宿に帰ると、例の女子大生が「今夜、時間がありますか?」全然そういう意味ではないことはわかっているが、「やっぱ、徳欽に行かなくて良かった」
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