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年賀状終いのお知らせから思うこと
年始のお楽しみといえば、年賀状。
今年は誰から来たかな、お子さんの成長や近況を知るツールです。
そんな中、2024年10月に値上げされたハガキ。
官製はがきは63円から85円になりました。
そのため、今年は年賀状の返信がぐっと減りましたね。
年賀状に対する思い入れ
私が年賀状をやりとりしている中で一番古いお付き合いをしているのは、保育園時代の先生です。結婚する連絡をしたときから年賀状のやりとりが続いています。小学校の友達もいます。結婚して連絡が途絶えた子もいますが、実家に年賀状を送っていたら、逆に年賀状の返信をもらったこともありました。
また、私自身、結婚して転勤したので、住所が変わったものの、南は九州、北は北海道とこうして今でも繋がりが持てていて嬉しいです。
年賀状は、必ず家族全員分が映っている写真を選んでいます。そして1年の出来事や新年の抱負なんかを一言添えています。
今年は、3人の子どものうち2人が進学したので、セルフ写真館で家族写真を撮りにいき、写真を使いました。(写真館での写真はスケジュールが合わなかったのと、データは別途料金がかかるのでお手頃価格に納めました)
別の年は、各コメントに合わせて行事で取った写真を選ぶなど、がんばっています(笑)
今年で年賀状終いのお知らせ
長めの文章を書いている人の内容をよくよく読むと、「今年で年賀状は終わりにしたいと思います」という文面を最後に書いている方がちらほら。
年賀状を出さなくなると、どうやって連絡を取ればいいのでしょうか💦
SNSで繋がっている人もいれば、年賀状以外繋がっていない人もいます。20年前の携帯電話の番号は残っていますが、果たして通じるのが正直不安です。
関係をバッサリ断ち切られたようで少し寂しい気持ちもします。
一番丁寧だったのは、LINEのQRコードをつけていただいた人。
すぐに連絡しました。
中には、メールアドレスを明記してくれていた人もいましたが、年始の挨拶のためにメールするのもちょっと味気ないなと感じてしまいました。
逆にSNSで繋がっている人もいますが、個別にメッセージを送ったことがほどんどないのに、年賀状を出さないから新年のあいさつを個別メッセージでするのも手間です。
年賀状を送り続けることは迷惑か
我が家は年賀状を出し続けるというスタンスは変わりません。
ただ、こうして年賀状をやめる人が増えていくので、年賀状を出しませんという連絡をいただいた人に年賀状を送り続けるのも、逆に迷惑なのかと思ってしまいました。
以前も年賀状送りませんと連絡あった人に年賀状を一方的に送り続けることがしんどくて送るのを辞めてしまったことがあります。
主人に相談したら「一方的に送るつもりですけど(笑)」という返信でした。会社関係の方も多いので、あまり返ってこないことには抵抗がないようです。相手がどう思っててもこっちは送り続けるだけという解釈なのでしょう。
他の人にも雑談で年賀状の話題を挙げてみましたが、自分が送りたければ、返信なくても送ればいいという言葉が腑に落ちました。
年賀状や手紙をもらって嫌な人はいない!
私も、去年お会いした方からクリスマスカードをいただき、感激しました。
(でもクリスマスは過ぎていたので、返信するタイミングを失う)
また、毎年贈り物を送っている方からはLINEやSNS経由でお礼の連絡がきます。
手紙にこだわらず、返信があれば気に入っていただけたんだと嬉しい気持ちになります。
そもそも手紙とは用事などを書いて、人に送る文書のこと、相手に送るまでが手紙です。相手が返信するかどうかは相手に委ねられてます。
そのため、返信する方法は手紙とは限らないというシンプルな原則を忘れていました。メールやLINEのやりとりに慣れすぎて、返信があることが逆に当たり前という意識が、この十数年のインターネットや携帯電話の進化ですっかり体に染みついてしまったようです。
自分でデザインして年賀状を作って出している高校生
我が家の長女(高1)も年賀状を出したいと考えているうちの一人です。
高校生のお友達は、ほとんどがLINEで済ませている中、12月にサイン帳(昔は卒業間際に書いてもらったもの)に住所を書いてもらうというアナログな方法で住所を収集。
友達に「年賀状出さない」と先に宣言されているにも関わらず、出すという揺るがないポリシーに拍手喝采です。
ちなみに、高校生は、アイビスペイントというお絵かきアプリを使って、義兄のお古のペンを使ってゼロから創作年賀状を作りました。
これがなかなか上手なの。デジタルツールの使いこなし感は半端ない。
私なりの解決策
年賀状も出すし、デジタル化もする
年賀状を出すと住所の確認をしますが、意外に住所を知っている人が減っていることに気がつきます。
海外に住んでいるため住所がわからない人、転勤で住所不明の人…。
SNS上だけで繋がっている人も多いです。
LINEで連絡できるなら住所も電話番号も知らなくても平気。高校生なんてそんなもんです。
現在住んでいる金沢、現在7年目ですが、住所まで知らない人も多くいます。
年賀状だけだと住所を知らない人に届いてない。
Canvaで作った、かなり力作!
自作の年賀状、がんばって作ったの!!(心の叫び)
年賀状しか配ってなかったなんて、もったいなかった!!
(今更気づくなんて、遅…)
年賀状デザインも今はデータになっているので、加工は無限大。
住所を消したり、個人情報が流出しない加工をすれば、SNS上でも公開可能ですね
ひとつ懸念材料があるとすれば、家族が一緒に映っている写真を公開していいか否か。
子どもたちの写真がデジタルタトゥーとして残り続けるということは親は意識しなければいけません。(もちろん旦那様にも要確認)
年頃の女の子は特にネットへの公開は嫌がります。学校でもネットリテラシーについてお話があります。ネットゲームや動画配信も盛んなので、匿名で楽しんでいるのに身バレすることを警戒していたり、子どもによってどこまでが許されるのかそれぞれのルールがあります。
公開するときの基準については、家族間で話し合いが必要だと思います。
データであれば、ぼかしをいれるのも顔にスタンプ入れるのも難しくないので、みんなが嫌な気持ちにならないように活用していきたいと思います。