看護師に電子カルテを使わせる病棟が増加中

電子カルテを使った事務処理を行う病棟が増えています。忙しい看護業務の中では、カルテへの記載は大きな負荷ともなります。夜勤や急患への対応など、急を要する看護業務の場合には、カルテへの記入ミスが起きることも珍しくはありません。電子カルテを用いることで、看護師の事務的作業が軽減されるだけではなく、記入ミスや記入漏れを未然に防ぐことへもつながります。市販の電子カルテ製品の中には、日々の病棟業務を定形化しているものもあります。電子カルテを用いることで、少ない手間での正確なカルテ管理が実現していくのです。

電子カルテを活用することにより、看護記録の正確さが担保されることにもつながります。担当看護師が不在の場合であっても、正確な看護記録があれば、患者に対して問題のない治療を続けることが可能でしょう。医療事故が起きることは、看護師だけではなく、病棟にとっても避けなくてはいけない事項です。日々の看護記録を正確に記録することは、事故を未然に防ぐ効果もあるのです。

看護師向けに電子カルテを導入する病棟が増えていった背景には、低料金での導入が可能となった部分もあります。クラウドサービスを使うことにより、少ない初期費用で電子カルテを導入することが可能となったのです。電子カルテを看護領域で活用することは、患者の情報を共有することにもつながります。看護師が入力した患者の情報を、病棟全体で把握することが可能になるからです。【詳細：http://electronic-medicalrecord.com】