次はキャンパスの建物や空間を楽しんで
箕面船場阪大前駅の側の街のような公共施設。そして
その隣には駅の名の通り、大阪大学の箕面キャンパス
が建つ。25の言語専攻を持つ建物は外国研究講義棟。
箕面キャンパスから、この地に2021年に移転された。
ここは言語と文化の新たな世界に導かれる場
外観は繊維のイメージをモチーフとして
斜めの線が作りだす動きのあるデザイン。その建物は
コンクリートのアウトフレームの構造体に支えられ、
開放的な内部空間を持つ。構造がデザインとなって、
機能性を生み出している。そのデザインは箕面の繊維
の街をイメージを継承し、箕面の街の記憶をつなぎ、
新しい形として街に刻まれる。建築のスケールの力
を感じる建物である。建物のデザインはおもしろい。