キャンパスの建物を後にして、次の目的地へと向かう。
自転車の旅では道中の風景も楽しみながら。カフェで
くつろぐのは今度にして建物をめぐる旅へ。気になる
風景には立ち止まり、過去の風景にも思いをはせる。
気持ちのよい空の下、自転車は快調に進む
ずらりと並ぶアーチの開口部にイタリア文明宮の建物を思い出す
道行くビルの1階のアンティークな空間は
ポパンクールカフェという名のお店
サインに植栽。使いこまれた感じの建築や
錆びた鉄の味わいのある雰囲気ここはノイカフェと同じ系列のお店
今度は緑に包まれた入口への階段
裏側の門扉のデザインも楽しげで
錆びたスチールの板の手すりもよい感じ
メニューはちらりと見るだけにして。いつかまたゆっくりと訪れようこちらはノイカフェの本店の箕面船場のお店
ノイカフェといえば万博記念公園にも
また次に万博記念公園に訪れる際に立ち寄ろう
気になるものには立ち止まって。道路の向こうの箕面市長舎は
1964年竣工の建物。60年もの月日を重ねている
正面にまわると、がらりと外観の雰囲気はかわる
張り出した2階の通路が建物に立体感を与えている
雨ふりの後、晴れ間に照らされる曲面を持つ建物は
木造2階建ての歯科医院
サインのデザインも楽しげだ
などと道の途中の風景や
いろいろと気になる部分を持つ建物を楽しみつつ進む
ランダムに構成され開口部のファサードもおもしろい
太陽に照らされた街角の緑あふれる場所は
GULIGULIという名のカフェ。こちらは残念ながら定休日
造園会社が営む店舗だけに、多様な緑に目が止まる
GULIGULI。また訪れたい店が増えていく
太陽に照らされる風景も楽しんで屋久島を感じるお庭にとてもひかれる
太陽はものに影を与え、思いもよらぬ風景を作る情緒ある影の風景にひかれている
いろんな旅の風景のかけらをたどり、大きな空の下へこの風景はいつか見たことがあると思い返し
九州、長崎で出会った長崎の空の風景に思いをはせる
自転車の旅のよさは、気になる風景がれば、自転車を
降りて気軽に見て回ることができ、歩きの旅にはない
移動距離で、連続していく山並みや空を感じながら旅
ができること。ふと九州で繰り返した旅を思い出す。
包みこまれるような空、どこまでも続く山々。海に
囲まれた道を、島々を眺めながら走ることもあった。
自転車の旅の楽しさを教えてくれた九州の地に感謝
しつつ、今度は関西の風景の中を走り楽しんでいこう。