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映画が1時間半のミュージックビデオになる時。-カサブランカ、リリイシュシュのすべて
君の瞳に乾杯でおなじみ。「カサブランカ」
イングリッドバーグマンの美貌に見惚れている間に映画が終わった。なんじゃ!あの美しさ!!イングリッドバーグマンのYouTubeチャンネルあったら絶対登録するんだけどなー!笑
はいどーもー。イングリッドバーグマンです。今回の企画は、GUで1万円コーデ対決ー!今日は特別にコラボ企画ということで、オードリーヘプバーンちゃんが来てくれてます!。。。みたいな
ごめんなさい。取り乱しました。もちろん映像は白黒でね。#妄想が止まらない
てなわけでカサブランカです。
この映画には、たくさんの名シーンが詰まってますけど、やっぱり1番印象に残ってらのはこれじゃないですか?
ドゥリーウィルソンの「as times goes by」
この曲のためにこの映画が作られたといっても良いくらい。映画の中ではインパクトを残しています。
実はぼくは、「はじまりのうた」という映画が大好きでストリーミングのWi-Fiの粒が変色するほど観てるんですが、この映画のワンシーンで、お互いのプレイリストを聴きながら夜の街を歩くシーンがあるんです(すべての映画の中でも1番好きなシーン)。そこで流れてるのがこのas times goes byなんですよねー。そこで主人公が、音楽は平凡な日常の景色を宝石にしてくれるみたいなことを言うんです。最高のシーンですよね。
つい熱くなりましたが、そんなとこにも使われてたりします。
そんなas times goes by。
Apple Musicでダウンロードしてよく聴いてます。そして、曲が流れる約3分間の間に僕の頭の中では、編集作業が始まるんです。カサブランカの。
だから、この曲を聴くだけで、映画一本観たのと同じくらいの感覚になるんです。
映画が1時間半のミュージックビデオになる時、音楽が映画を飲み込む。映画が音楽に食われる。良い意味でね。
食われた映画は音楽のメロディーそのものとなり、映画は1時間半のミュージックビデオになる。
カサブランカはまさにそんな感じだった。
あとリリイシュシュのすべても同じ感覚に陥った。リリイシュシュというアーティストのアルバム全体のミュージックビデオを見ているような。
映画が1時間半のミュージックビデオになるということは、それだけ映像と音楽がぴったりとあっている証拠で、お互いが引き立て合った結果なんだと思う。
音楽を題材にしなくとも、映画にとっての音楽へのこだわりに注目してみると、ますます映画を見るのが楽しくなりそうだなんて考える今日この頃。