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CRAFT STOREのこれまでとこれから

会社から発表させていただいた通り、この度ニューワールドが2017年2月から運営してきたCRAFT STORE(クラフトストア | URL:https://www.craft-store.jp/)を事業譲渡することになりましたので私自身の考えや思い、見えている景色を少し書いてみようと思います。

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はじめに

2017年2月の開店より一度でもCRAFT STOREで買い物をしていただいたことのあるお客様、日本全国のお取り扱いをさせていただいているブランド様、運営スタッフをはじめとするEC運営に関わる全てのステークホルダーの皆様にこれまでの感謝とこれからもよろしくお願いしますの気持ちをお伝えできればと思います。

いつもありがとうございます。

CRAFT STORE イメージ画像


これまでのCRAFT STORE🇯🇵

CRAFT STOREの歴史を振り返ると2017年2月、
それまではメディア事業を展開してきた弊社が初めてEC小売事業に挑戦することから全てが始まりました。
世の中にモノが溢れ、インターネットのおかげで誰でもいつでもアクセスでき、手に届く時代の中でよりモノが持っているストーリーや生産背景、コトの重要性が高まると考え、動画も含むリッチコンテンツで共感型の消費体験を作りたいという発想からCRAFT STOREは生まれました。

はじめは取り扱いをさせていただけるブランド様も少なく、全国各地を商品調達で駆け回る日々でした。
名刺交換すらしていただけないということもありましたが、当時の思いや熱量に共感いただき、いくつかの名だたるブランド様にご協力していただけるようになりました。
今では150ブランドを超えるお取引先様の商品を取り扱うことができるところまでになりました。

コロナ禍ではオンラインでの販売機会の需要が高まり、オンライン陶器市をはじめたくさんの企画をご一緒させていただきながらユーザーの皆様のおうち時間が少しでも豊かになるように微力ながら貢献することができたと思います。

つくり手の皆様


これからのCRAFT STORE🚀

プライベートブランドによるオリジナル商材の企画開発やコロナ禍のオンライン陶器市、テレビ放映などでの事業の成長機会を作りながら、次のドライバーとなる戦略を常に考え続ける一方で、ものづくり業界から見たときに急速な成長と同じくらいかそれ以上に如何にサステナブルにつくり手の思いやモノの背景にあるストーリーを伝え続ける役割を担っていけるかという観点も重要だと感じていました。これから先もより多くの方とつくり手との出逢いをECサイトを通じて創っていけるかが今後のCRAFT STOREにとっての未来だと考えました。

となると求められる経営スタイルには変化を起こすことが必要な局面なのかもしれないと、1年前くらいからとにかく考え、悩み、あらゆる可能性を模索し続けました。

チームでゼロから生み出し、育ててきた事業(お店)なので
言うまでもなく起業家の個人としても重く難しい決断でした。
私についてきてくれた仲間には感謝しかないです。
そして周りで支えてくれた方々にも感謝しかないです。

本当にありがとうございます。


2024年10月からは鳥取県米子市で事業を展開されている株式会社奥洞工務店様にCRAFT STOREの事業を引き継ぐことになりました。

これまで楽天市場をはじめ「炭八(すみはち)」ブランドなどを販売しているイエノLabo.(URL:https://www.ienolabo.co.jp/)を運営されている会社です。
多くのファン、お客様を抱えるイエノLabo.と今後の運営連携が深まることによってユーザーにとっても、つくり手にとってもCRAFT STOREの存在感がさらに大きくなることを私自身も期待しております。


これからのニューワールド🌏

ご存知の方もいますが、CRAFT STOREはこれまで弊社の看板事業となっていました。
展示会や商談に行くと度々「CRAFT STOREのコンテンツや世界観いいよね!」と褒めていただいたり、毎月多くのお取り扱い希望のお問合せをいただき、会社を知っていただく機会としても大きな役割を担っていました。
この中核と言って良い事業を譲渡する決断となりましたので、「今後ニューワールドは何するの?」と思われる方もいるかもしれません。

その回答としては、
『国内のオンライン流通及び海外進出のコンサルティング事業に一度集中したい』と考えています。
元々私のバックグラウンドとしても中国、アジアを意識した事業を作りたいという思いやニューワールドのビジョンとしても「日本ブランドを世界No.1にする」と掲げていたことも含めてグローバル領域でのビジネス展開にDNAを持っています。
この初心に立ち戻り、足元ではコンサル事業で足腰を鍛えながらグローバルで勝負できる事業ドメインを探したいと思っています。

ニューワールドは11月で創業11年を迎えます。
「スタートアップなの?笑」とよくいじられますが、「変化を起こす」姿勢を忘れずにまだまだ道半ばの挑戦者として突き進んでいきたいと思ってます。

Chat GPT4が解釈して描画したものですので、予めご了承ください。


(おまけ)

これからの井手🔥

まだまだ何も成し遂げてません。
11年経営をしてきても何も満足してません。
23歳で起業した私も先日34歳になりました。
自分で言うのもなんですが、まだまだこれからなんです笑

周りに支えてくれる人たちがいてくれてここまでこれました。
これからも甘えるときは甘えながらも逆に私も誰かを支えられる人間でありたいと強く思います。
そのためにも、もっともっと成長できるようにこれからも駆け回ります🌏


2024年10月吉日
ニューワールド株式会社
代表取締役社長 井手 康博


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