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デイリーAI検索備忘録 |生成AIについて(2025年1月23日号)

こんにちは、Yasuhitoです! 本記事では、2025年1月22日に発信されていた国内外の生成AI関連ニュースや論文の主要ポイントを収集しました。

・いま話題のトピックを一通りチェックしたい
・AI分野に興味はあるけれど、どのニュースから追えばよいかわからない

そんな方の参考になれば嬉しいです。


🔍"情報収集のスタンス"
情報の正確性について:自作のプロンプトを使い、Perplexity Proなどを
活用して情報を収集しています。Geminiによる情報収集も加えました。可能な限りソースを照らし合わせていきますが、もし誇張表現が疑われる情報は、取り消し線を入れていきます。
今後のアップデート:まだまだ情報収集力が拙い部分もありますが、
何事も始めることと継続して積み上げることが大事と思いますので、
今後も継続してトライし精度を高めていきますので、温かい目でご覧
いただけますと幸いです。


📎 収集情報ファイル添付(国内とグローバル分です。ご参考ください)↓


以下は、収集した情報を通して学べたことのコメントです。


🌐主要トピック・ニュース一覧

  • トピック1:塩野義製薬と日立、AIを活用した医薬品・ヘルスケア業界向けサービス創出で業務提携

    • 生成AIの活用を通じて医薬品・ヘルスケア企業の製品開発を加速させる仕組みを構築し、ヘルスデータを活用した経営支援サービスを開発することを目的に業務提携。2025年度中に一部サービスの提供開始を目指す。

    • マーケティング視点: 製薬業界におけるAI活用が一層進み、新薬開発効率や個別化医療の促進が期待される。

    • コンサルティング視点: 製薬業界とIT企業のような異業種連携によるイノベーション創出が注目され、他業界でも同様の動きが加速する可能性がある。

    • ソース/リンク: 塩野義製薬・日立製作所プレスリリース

  • トピック2:神戸市とNEC、生成AIを活用した業務改革の実証を開始

    • 神戸市とNECが自治体業務向け生成AIの活用に向けた協定を締結。NECの生成AI「cotomi」などを用いて神戸市役所での業務効率化や新規ユースケースを検証する。

    • マーケティング視点: 行政サービスでのAI活用により、サービスの質向上やコスト削減が期待される。今後、他の自治体への導入検討も広がる可能性がある。

    • コンサルティング視点: 公共セクターにおけるAI活用には、セキュリティ・倫理面でのリスク評価やガイドライン整備が不可欠となる。

    • ソース/リンク: NEC プレスリリース

  • トピック3:Trump announces private-sector $500 billion investment in AI infrastructure

    • 記事内容の要約:

      • トランプ大統領がAIインフラストラクチャーに最大5,000億ドルの民間投資を発表。

      • OpenAI、Oracle、SoftBankによる「Stargate」プロジェクトの一環で、初期投資1,000億ドルから今後4年間で5,000億ドルへ拡大予定。

      • すでにテキサス州でプロジェクトが開始され、他州への展開も検討中。

    • マーケティング視点:

      • 巨額投資によりAIの研究開発・実用化がさらに加速し、多様な産業でAI活用が進む見込み。

      • 日本企業もこの動きに遅れを取らないよう、AI戦略の再検討が求められる。

    • コンサルティング視点:

      • 日本企業は対抗よりも、米国で整備されるAIインフラを活用しつつ、自社の強みを生かした独自のAI戦略を構築することが重要。

    • ソース/リンク: Reuters

  • トピック4:'Gen QAI' Knocking on The Door -- Quantinuum Builds on Research Legacy to Build Generative Quantum AI System

    • 記事内容の要約:

      • Quantinuumが量子コンピュータを活用した生成AI(Gen QAI)開発を発表。

      • 量子単語埋め込みや量子リカレントニューラルネットワークなどの技術を開発し、古典的AIの限界を克服。

      • 少ないリソースで競争力ある性能を達成し、将来のAI性能向上に寄与。

    • マーケティング視点:

      • 量子AIの実用化が近づくことで、AIの処理性能や効率が劇的に向上する可能性がある。

      • 日本企業は量子AIの動向を注視し、先行投資や研究開発体制の強化を検討すべき。

    • コンサルティング視点:

      • 金融や創薬など、高度な計算が必要な分野で量子AIが優位性を発揮する見込み。

      • 長期的視点で技術戦略を策定し、量子AIと既存ビジネスの統合を検討することが重要。

    • ソース/リンク: The Quantum Insider


📝所感・メモ

  1. 印象的だったもの

    1. トピック1:塩野義製薬と日立、AIを活用した医薬品・ヘルスケア業界向けサービス創出で業務提携

      • 製薬企業と総合電機メーカーの異業種連携という点が目を引きました。製薬分野でのAI活用は新薬開発効率や個別化医療の発展につながる可能性が高く、先行事例として今後の動向がとても興味深いです。

      • 2025年度中に一部サービス提供を開始するという具体的な目標時期が示されており、実証だけで終わらない実装フェーズを急いで進めている印象を受けました。

    2. トピック2:神戸市とNEC、生成AIを活用した業務改革の実証を開始

      • 行政での生成AI活用という点が非常に印象的です。地方自治体が最先端のAIを試行的に取り入れることで、業務効率化や住民サービス向上が具体的に期待できます。

      • 公共セクターでの事例はまだ多くないため、「cotomi」など国産生成AIを組み合わせながら新しいユースケースを検証しているという点に大きな可能性を感じました。

    3. トピック3:Trump announces private-sector $500 billion investment in AI infrastructure

      • 5,000億ドル(約70兆円超)にものぼる巨額投資に驚きました。国家規模というより、民間主導でここまで大きな資本がAIインフラに投下されるという事例はインパクトが大きいです。

      • OpenAI、Oracle、SoftBankの「Stargate」プロジェクトの一環としての取り組みであり、テキサス州ですでに始動している点も目を引きました。実現性やスピード感がある話だと感じます。

    4. トピック4:'Gen QAI' Knocking on The Door -- Quantinuum Builds on Research Legacy to Build Generative Quantum AI System

      • 量子コンピュータとAIを組み合わせた「量子生成AI(Gen QAI)」の開発は最先端感が強く、今後のAIの進化を加速させる可能性にワクワクしました。

      • 少ないリソースでも高い性能を発揮できるという点は、既存のクラウドAI環境と比べても魅力的です。金融や創薬など計算負荷の高い分野への貢献が期待され、ビジネスモデルの変革につながるポテンシャルを感じました。

  2. 学んだこと・新たな気づき

    1. AIの導入領域の広がり

      • 医薬品開発、地方行政、巨大インフラ投資、量子AIなど、多様な分野でAIが本格的に導入・検証され始めていることを再認識しました。今やAIは研究室レベルの話だけでなく、実社会のあらゆるところで活用が検討されていると感じます。

    2. パートナーシップや連携の重要性

      • 塩野義製薬と日立、米国企業の巨大プロジェクト、神戸市とNECなど、大規模な成果を目指すには異業種や行政との協業が必須という傾向が見えます。企業が単独でAIを活用する時代から、相互に強みを補完し合う連携戦略が求められていると感じました。

    3. グローバル競争とインフラ活用の戦略

      • 米国での5,000億ドル投資や量子AIの実証など、AIインフラそのものを強化する動きが加速中です。日本企業にとっては、単に対抗するのではなく、必要に応じて先行する海外インフラや技術をうまく取り入れ、自社の強みに専念する戦略が有効だと改めて感じました。

    4. 長期的視点での技術戦略設計の重要性

      • 特に量子AIなどはすぐに汎用化されるわけではありませんが、将来的には大きなリターンが見込まれると感じました。中長期を見据えた研究開発投資や人材育成を、早い段階で計画的に進める必要性を強く再認識しました。


✨ まとめ・今後の展望

今回の情報を踏まえたまとめと、今後の注目ポイントについて記載します。
●まとめ
  AIが医薬品・行政・巨大インフラ投資・量子分野などで急速に活用され始め、国内外で異業種連携や巨大投資が進んでいる。米国では5,000億ドルの民間投資が注目を集め、量子生成AIの研究も加速。塩野義製薬×日立や神戸市×NECといった事例が示すように、AI導入領域は研究室から実社会へ急速に広がりつつあります。日本企業は長期的視点で投資・人材育成を図りつつ、国産生成AIや量子技術の動向も見逃さず、将来の産業競争力強化に備える必要があると感じました。
●今後の注目ポイント
  大規模投資や量子生成AIなど最先端技術の進化が医薬・行政ほか多分野に波及し、競争が激化。日本企業は異業種連携と長期戦略で競争力強化を急ぎ、ガバナンスと人材育成も進める必要があると想定されます。
  引き続き、最新のAI製品・技術情報や取り組み事例等に加え、リスク対策に関する情報収集にも努め、内容をアップデートしていきます。


☕ おわりに

本日の投稿は以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも皆さまの参考になれば幸いです。

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