2022年の抱負
みなさま、あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今日は新年の抱負など書いてみたいと思います。
今年のテーマは「内観」と「世界観」です。
この二つは昨年の活動から、さらに深めたいと思ったテーマでした。両方とも、学問的でもあり、実践的でもある非常に魅力的なテーマだと思っています。
「内観」に関しては、昨年12月に行った内観研修の経験がとても深く残っており、それは11月に出した本『「物語」の見つけ方 ー夢中になれる人生を描く思考法』にも大きく関わっています。
「世界観」に関しては、本の最終章で書いたテーマですが、いろいろな意味で使われたり、抽象度が高いので言語化が難しく、まだまだ理解が足りないと感じていました。
「世界観」は、エンターテイメントや芸術などにも密接であり、ますます重要な概念になっていく気がしています。そして「世界観」は「内観」と深く関わっているというのが私の考えです。
自らの「内観」を深めることで、創造性も上がり、創造的行為を重ねる中で、結果「世界観」も広がっていくというイメージで捉えています。
それらのメカニズムを自分なりに理解を深め、言語化していくと共に、実践にも繋げていきたいと考えているのです。
まずは自分のことをよく知ること。
それは「情報を得る」という意味ではなく「自分の本質を掴む」ということですが、ステップとして、まずは過去の出来事をたくさん思い出すのも有効だと内観研修の時に思いました。
正月に実家で家族と話していても、自分が思い出深く覚えていることが、家族からするとそんなことあったっけ?となり、その逆もまた然りと、お互いの記憶が相当に「歯抜け」であることが分かりました。これはきっと友人や恋人同士の間でも同じだと思います。
そんな斑(まだら)な記憶を整えるように、久しぶりに昔の友達に連絡してみたところ、懐かしい写真が送られてきたりとこれはクセになりそうです。
同様に、実家で小さい頃のアルバムや思い出の品を引っ張り出して触れてみると、いろいろな記憶が蘇ってきましたが、過去の自分をいろいろな角度からアプローチしてみるのは有意義極まりないと確信しています。
自分の年表を作ってみたり、エピソードを書き出してみたり、このnoteでもそんな機会を増やせればと思っています。
これはこれで趣味のような作業ですが、きっと仕事の方にも良い効果があるに違いありません。
仕事の方で言えば、今年はこれまで数年の中でも、もっともアウトプットの多い年になる予定です。ドラマだけじゃなく、ドキュメンタリーやゲーム、マンガやYouTubeなど、多方面にアウトプットしていきます。
それらはそれらで、プロの仕事として結果を出すべく精一杯頑張りますが、頭の片隅では、自分を知ることが作品の深さにも繋がると信じています。
日々の実践をどこまで集中力を持ってやれるか、きっとそこに成否がかかっているのでしょう。でも丁寧に取り組んでいけば、必ず実りはあるはずです。そんな意識で今年も頑張っていきたいと思います。
みなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。