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三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)
長編SF小説「三体」もとうとう第3部まで来ました。
今回もオーディオブックのAudibleで読みました。
三部作の完結編だそうです。
といっても、今回は第3部「上」です。
まだまだ続きます。
三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)
2024/6/19
劉 慈欣 (著),
冒頭に、これまでの第1部・第2部の物語の要約がありましたが、これがとてもよかったです。すごく復習になりました。
第1部の宇宙文明(これが「三体文明」)との衝撃的な出会いから、第2部の地球侵略の攻防、そして三体文明と地球文明の間で一旦平和になった時代からの第3部の展開。
三部作でもまったく息切れせずに面白さが続いています。
しかも、第1部。第2部の物語の要素が第3部で伏線としてまた登場してくる仕掛けが、読み続けた読者へのご褒美になっています。
あと、残りは第3部下巻。
この続きを読むのが楽しみです。
NPO的には、SF小説でありながら、緊急事態に直面した時の地球政府、国、軍隊、個人のあり方など、人間の心情や生き様を考えさせるものです。
将来、地球外生命が地球侵略をしてきた時に、NPOとしてどのような活動ができるのか?
今から想定しておく必要がありそうです。