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【NPO書評】マンモスの抜け殻 (文春文庫)
以前、「共震」という小説で、東日本大震災の被災地を舞台にした警察ミステリーを描いた相場 英雄さんの新作です。
今回もオーディオブックのAudibleのプラットフォームで見つけたものですが、こんな紹介文だと気になって読まざるを得ません。
「介護施設経営者が殺害された。容疑者となった友を救うため、警視庁刑事が走る。高齢化社会の絶望と希望を描く社会派ミステリー。」
今度は福祉業界をテーマにした警察ミステリーです。
どんな不正が暴かれるのか、気になりますね。
マンモスの抜け殻 (文春文庫)
2024/4/9
相場 英雄 (著)
「共震」もそうでしたが、今作も読ませますね。
今回は、高齢者福祉や貧困問題(特に高齢者の貧困)をテーマにして、それを食い物にしようとする悪者(介護の不正請求や高利貸しなど)と警察の攻防など、読み応えがありますね。
とはいえ、それほどがっつり高齢者福祉をテーマというわけではないので、福祉の闇を暴くというレベルではありませんので、念のため。
福祉関係のみなさん、話のネタに、気になった方は、ぜひどうぞ。