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【NPO書評】人は本に育てられる (幻冬舎新書)

昭和大学総長の坂東眞理子さんの新著です。
坂東さんと言えばベストセラー「女性の品格」で有名です。
今回の本は、坂東さんの半生×読書歴をテーマにしたものです。
子ども時代からどんな本を読んできたのか、具体的な本やエピソードを踏まえて語られています。富山の普通の学生が東大に進学し、総理府(現内閣府)に入り、男女共同参画や埼玉県副知事などの仕事に従事してきた中で読書歴が紹介されています。必ずしも、勉強に役立つ読書をしていたわけではなかったそうです。一方で、官僚になってからは、仕事に関する読書をしつつ、知見を広げるような本も積極的に読んできたそうです。さらに、本について、読書だけではなく、自ら執筆して出版してきたことも紹介されています。官僚で担当した業務に関して、結構、いろいろな本を出版しています。完了をしながら、本の執筆もされていたとはすごいですね。インプットとともに、アウトプットも大事ですね。

人は本に育てられる (幻冬舎新書)

2024/7/31
坂東眞理子 (著)

坂東さんの半生と読書術を盛り込んだ一冊となっています。
本書の中では、坂東さんが読んでよかった本、参考になった本など、250冊が具体的に紹介されています。
これからの読書の参考になりそうです。
気になった方は、ぜひどうぞ。


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