【NPO書評】ミニシミテ
こちらも、オーディオブックのAudibleで見つけて、気になって読んだ本です。
世界的なダンサーの田中泯さんが山梨日日新聞に10年以上にわたって連載しているエッセイをもとに編集された本です。
田中さんは、1985年に山梨県白州町(現・北杜市)に移住し、農業と舞踊の同時実践を行っているそうです。山梨在住というご縁で地元紙にエッセイを連載しているとのことでした。
田中さんといえば、ダンサー以外に俳優というイメージが強いです。でも、俳優デビューは50代になってからなんですね。
ミニシミテ
2024/3/11
田中 泯 (著)
エッセイの内容は、舞踏や俳優に関するものから、移住生活や農業のことなど、さらに田中さんの子ども時代の思い出からダンサーとして名を成すまでの苦労話など多岐に渡っています。
エッセイでは、著者の生き方や考え方を知ることができるのが面白いですね。そして、著者の視点で、世の中を眺めることができるのも、エッセイを読む楽しみの一つです。
NPOとして、いろんな人の視点を借りて、世の中を見ていくことも幅広いものの見方の参考になると思います。
エッセイ好きの方に、ぜひ、お勧めします。