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【チャリティ・イベント・レポ No.149】第16回TOPPANチャリティーコンサート@トッパンホール

昨晩1月31日(金)は、飯田橋のトッパンホールへ。
初めていくホールは楽しみです。
TOPPANの本社ビルにトッパンホールと印刷博物館が併設されています。

今回は、TOPPANチャリティーコンサートへ。

このコンサートは、『グローバルな社会課題である途上国の識字能力向上を支援する社会貢献活動として、2008年より毎年開催しています。本コンサートの収益は、公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)に寄付され、カンボジアの女性たち、特に妊産婦や小さな子どもを育てる母親たちを対象とした識字学習支援プロジェクト「SMILE ASIA プロジェクト」の推進に活用されています。』というものです。

今回で16回目。
継続しての開催が素晴らしいですね。
コンサートホールと印刷博物館のロビーには、今回のチャリティの支援先の公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)と、支援事業のカンボジアの女性の識字学習支援プロジェクトの紹介がしっかりされていました。コンサートの趣旨がわかっていいんですね。

コンサートは、新進気鋭のお二人のデュオコンサートでした。
ヴァイオリニストの東亮汰さんとピアニストの五十嵐薫子さん。
若々しいお二人でした。
クラシックコンサートとして珍しく、演奏者二人によるMCトークもあり、お二人の関係性がわかって、よかったです。同じ学校で学んで、10年前にバイオリンの東さんの試験に五十嵐さんがピアノの伴奏をされていたということでした。

そんな二人の関係性による、清々しく、溌溂とした、かつ情熱的な演奏でした。
そして、座席は4列目の下手側。
ピアノの演奏の様子もじっくり見ることができ、ヴァイオリニストの演奏中の表情もわかるような席で、とてもよかったです。
クラシックコンサートとしても、堪能しました。

チャリティについては、コンサートホールに募金箱が設置されていたので、1000円寄付しました。
でも、あまり寄付をされている方は少なかったようです。

アーティストお二人のMCの中で、チャリティコンサートの趣旨も紹介されていました。特に、ピアニストの五十嵐さんが子どもの頃から本好きで、読書の楽しみを語り、今回のチャリティの趣旨でもある、カンボジアの女性の識字教育に思いを馳せていくお話が本当に素晴らしいなと思いました。
チャリティコンサートも演奏家が趣旨に賛同しているのがいいですね。

チャリティも音楽も、とても素晴らしいコンサートでした。

第16回TOPPANチャリティーコンサート

TOPPANホールディングス株式会社は、グローバルな社会的課題である「途上国における識字能力の向上」を支援する活動として、TOPPANチャリティーコンサートを2008年から開催しています。
このたび第16回TOPPANチャリティーコンサートの開催が、2025年1月31日(金)、トッパンホールにて決定しました。
今回は、新進気鋭のアーティストである東 亮汰さん(ヴァイオリン)と五十嵐 薫子さん(ピアノ)によるデュオコンサートとして、モーツァルト、クライスラー、R.シュトラウス、リスト、ブラームスの名曲の数々をお届けします。
なお、本コンサートの収益は全額、公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)に寄附され、同団体が推進する識字教育支援活動「SMILE ASIAプロジェクト」の資金として活用されます。

開催概要
日時 2025年1月31日(金) 19:00開演 (18:30開場)
会場 トッパンホール (東京都文京区水道1-3-3)
出演 東 亮汰(ヴァイオリン)、五十嵐 薫子(ピアノ)
演奏曲 モーツァルト: ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調 K373
クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
リスト:ため息(《3つの演奏会用練習曲》より 第3番 変ニ長調)
リスト:ラ・カンパネラ(《パガニーニによる超絶技巧練習曲集》より 第3番 嬰ト短調)
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 Op.78《雨の歌》
チケット ◇全席指定 5,000円(消費税込み)
主催 TOPPANホールディングス株式会社
寄附先 公益財団法人 ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)


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