【NPO書評】砂時計 警視庁強行犯係捜査日誌
図書館のデータベースで「寄付」で検索して見つけたものです。
刑事が主人公の警察小説です。
事件の謎に挑む警視庁捜査一課強行犯係のベテラン刑事の活躍を描く3篇が掲載されています。
どのお話も、やっぱり引き込まれる物語の運びですね。
砂時計 警視庁強行犯係捜査日誌
2023/10/28
香納諒一 (著)
3篇のうち、最初の1篇がいわゆる「寄付小説」でした。
今回の寄付は、海外での移植手術を希望する難病のお子さんを持つ両親の募金活動です。
この募金活動が事件に大きく影響していきます。
難病の子どものための募金活動の様子を少しだけ垣間見ることができます。
ただ、あまりよいイメージで募金活動は取り上げられてません。
寄付のことを知らない読者にとっては、ネガティブなイメージを持ってしまいますね。
気になったファンドレイザーの方、機会があればぜひ、読んでみてください。