見出し画像

第18回『ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ』(アーティゾン美術館)/Tokyo Friday Night Art Club

8月18日(金)は、第18回目の東京藝術鑑賞金曜夜行俱楽部のツアーでした。
今回は、東京・八重洲にあるアーティゾン美術館へ。
虎ノ門の事務所を17時8分に出発して、地下鉄虎ノ門駅から銀座で一本。
17時30分には美術館の受付に到着しました!

この日は、19時からベトナム映画を観に行く予定だったので、鑑賞時間は1時間の予定できました。
が、これが失敗。。。
もっと鑑賞時間を取っとけばよかったです。
じっくり鑑賞すべき企画展でした。

ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ

セザンヌやマネなどのヨーロッパ絵画、印象派から現代アート(主に絵画)まで、一気通貫で鑑賞できる企画展でした。
いわゆる西洋絵画から始まり、現在の絵画表現まで、時代と地域の変遷も含めて一気に楽しむことができるのはすごい企画展です。ちなみに、展示数約250作品。
もう少し事前に企画展の内容を調べておいて、もっとゆっくり鑑賞すればよかったです。
さらに、石橋財団コレクションの新収蔵作品 95点が展示されていましたが、この時代に100点近くも収蔵品があるのがすごいです。


あと、石橋財団コレクションは基本的に写真撮影OKで、かつ鑑賞用の規制線もなく、ガラスの展示ケースもなく、すぐ近くで鑑賞できるのがすごいです。

8月20日が展覧会の最終日ですが、この夏行くべき企画展の一つでした!
みなさんも、ぜひどうぞ。

同じ1973年生まれの津上みゆきさんの作品もよかったですね。

本当は2時間くらいでじっくり鑑賞したい企画展でした。
今回は1時間でスピード鑑賞です。
逆にスピード鑑賞の楽しみを見つけることが出来ました。
じっくり鑑賞はもちろん静止画の鑑賞になりますが、スピード鑑賞だと動画の鑑賞のような感じがしてきます。
動画的に見ることで、ふだんの鑑賞とは違う世界観を感じることが出来ます。特に、今回の企画展のように、現代の絵画表現は抽象的なものが多いので、スピードをつけてみることで、抽象度が上がる感じで、よきかなでした!


今回のツアーでは1つの企画展を訪問したので、東京藝術鑑賞金曜夜行俱楽部としては、企画展的には27個となりました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?