![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145000683/rectangle_large_type_2_fcc1b38fd71732d7aa89194a35c61baf.png?width=1200)
【NPO書評】50歳。はじまりの音しか聞こえない 青木さやかの「反省道」
50歳本シリーズの46冊目です。
目標の50冊まではなかなか長い道のりです。
今回は、山田と同じく、昨年2023年に50歳を迎えた、タレントの青木さやかさんのエッセイです。
少し前に50歳本シリーズとして、青木さやかさんと鈴木秀子さんの対談集「話せば、うまくいく。: 50代からの人生を機嫌よく生きるヒント」を読んだところです。
その対談集から、青木さんは精神的にいろいろ苦労されているなと思いました。
このエッセイ集を読むと、自己開示、ぶっちゃけ、赤裸々など、青木さやかさんのプライベートや心の中を垣間見るようです。
テレビで見る青木さやかさんしか知りませんでしたが、バツイチ、シングルマザー、癌サバイバー、パニック症候群などの大変な思いをなされているんですね。
同世代の女性の赤裸々なエッセイはたぶん初めて目にします。
しかも50代を迎えての本音。
いろいろと共感するところあり、こういうこともあるんだなと感心したり、全体的にわりと心痛く感じるエッセイでした。
まさに「等身大のエッセイ」というやつですね。
50歳。はじまりの音しか聞こえない 青木さやかの「反省道」
2023/9/22
青木 さやか (著)
同学年として、最初のエッセイのタイトル「1973年生まれ。勝ち組になれなくて」は響きますね。
ああ、同じ世代を生きてきた人なんだなと共感しかありません。
その他のエッセイは恋愛話が多めでした。
その恋愛がうまくいかないことからの心の揺れ。
精神の不安定さがいろいろなところに影響をしていきます。
本当に大変ですね。
青木さんの苦労を知ることで、いろいろ考えさせられます。
同学年のテレビに出ている人のエッセイとしては、先日、ブラックマヨネーズの吉田さんのエッセイ集を読みましたが、真逆のような内容でした。
人生いろいろ、人それぞれですね。
50歳の女性の心理を垣間見ることも、人を知るきっかけになります。
NPO関係者のみなさん、そんな感じで読まれてはいかがでしょうか。