仕事がどんどん前に進む人の特徴
「あの人に任せればどんどん仕事が進む」
という人もいれば
「いつになっても全然進まない」
という人もいます。
なぜ、違いがでるのでしょうか?
仕事というのはやることを細かく分解していくと地味な作業の積み重ねです。
メールを送ること、電話をすること、資料をつくること、
こういった作業の積み重ねです。
仕事ができない人とは能力が欠如しているというより、やるべき作業をやってないだけ。
さぼってるだけです。
仕事ができない人はやらない理由をつくるのがうまいです。
他のタスクに追われてて、、
飲み会で時間がつくれなくて、、
体調が悪くて、、
家庭でこんな問題がありまして、、
このような言い訳の達人です。
では、仕事を早く進める人はどういうことにこだわっているのか?
完全発表主義者にならない
仕事ができる人はいつまでにここまでやると決めて、関係者に明示して期限内に仕上げてきます。
期限内に仕上げるために大事なことは
「完全発表主義者にならないこと」
だと思います。
完全発表主義者とは完璧に仕上げてから人に見せようとすることです。
「仕事の結果」については仕事を完璧に仕上げるのと、不完全な状態で提出するのなら、完璧に仕上げるほうがもちろん価値が高いです。
でも「仕事の進め方」については「完璧に仕上げてから発表する」よりも「不完全でも発表する」のほうが高い価値を産み出すものなのです。
例えば、「今企画書どうなってる?」
と上司が聞いた時に、仕事ができない人は
「今つくってます。明日までに完成させるのでお待ちください。」
などと言います。
一方、仕事ができる人は
「まだできてませんが今こんな状態です。あとはここを書きます。」
と不完全な状態でも一度見せます。
途中の段階で見せれば、方向性が間違っていたとしても、そこで指摘されれば、途中で軌道修正ができます。
仕事ができない人は完成させてから見せるので、ダメな場合は最初からやり直しです。
さらには、進捗状況がわからず、「もうちょっとです」「もう少々お待ちください」と言って、一人で抱え込んで何も動いていないこともあります。
納期をだいぶ遅らせてやっと提出したと思えば、全然ダメな企画書をもってきます。
完全発表主義者の人は周りの人からどんどん時間を奪います。
不完全でも良いので、今の状態をすぐに共有して、進捗状況をオープンにする。
そうすることで、軌道修正が早く、周りからサポートを得られ、仕事がどんどん前に進みます。
日本人はうまくできることしか他人に見せようとしない傾向があると思います。要はカッコつけなんですね(笑)
「なんでこんなのもわからないの?」「全然ダメじゃん」と言われたとしても、どんどん自分の不完全な姿をさらけ出すほうが成長は圧倒的に早いと思います。
仕事ができる人の特徴
・最初から良いものをみせようとしない
・1人で抱え込まない
能力ではなく努力の差
とある経営者から聞いた感銘を受けた話があります。
「仕事の成果が出てないのに頑張ってるとかない。」
「仕事の成果が出てないのに頑張ってると褒めることはその人に能力がないと言ってるようなもん。」
「みんなには能力があって努力すれば成果を出せると信じてる。だから成果を出してない人に頑張ってるとは言えない。その人の可能性を否定することになるから。」
そうです。みんな能力はあるんです。
そう信じて自分にも他人にも仕事の成果を追い求めます。