「成瀬は天下を取りに行く@Audible」感想
本屋大賞で話題の「成瀬は天下を取りに行く」をAudibleで聴きました。
本屋さんで何度か「読もうかな」って思いつつ手を出しそびれていたのですが、Audible会員が無料で聴けるようになり、それではということで聴くことにしました。
最初、走りながらに聴き始めましたが面白すぎて続きが気になり電車の中でも聴いているときに思わず吹き出してしまったりしながらあっという間に聴き終わりました。
聴き終わってすぐに「これは本も読もう」と思いました。
この面白さをAudibleを聴かない家族にも共有したいと思ったからです。
特に、あまり本を読まない高校生の子供もこれだったらぜったい読むはずだと思いました。
「そんな子おらへんやろ」という変わったキャラクターの成瀬の行動力にはパワーをもらえます。
閉店する地方百貨店、西武大津店とコロナ禍。縮こまってしまうような日常生活の中で、つまらない周りの目とかはまったく気にせず、やりたいことを真剣に実行している姿がこっけいなんだけど、すごいかっこいいんですよね。
作者はかなりツッコミのセンスが高いことは間違いないです。
あ、という間もないくらい一日が過ぎるのが早いと感じる今日この頃。自分も「これをやったぞ」っていうものを日々の中で作ろないとな、と本を読みながら感じました。
とありあえず今は、続編の「成瀬は信じた道をいく」をAudibleで聴くか、本で読むか、すごく迷っています。
面白いしおすすめしたいです。